No.485 Dr.シーゲル

Dr.シーゲルの「よい子のロックギター」というビデオが届いた。 これ、成毛滋というたいそうすごいギタリストが自分のギター練習法の集大成をつめこんだという知る人ぞ知る、タイトルからは想像もつかない濃い〜内容の名作で、いろんな人が絶賛しているのを見て、ネットで探しておとといぐらいに注文したもの。 特に「ピッキング編」が秀逸らしく、ぼくはどうせだからとリズム編と合わせて2本買った。 当時、ギター入門用セット(ギター、アンプ、チューナー、etc.)を買うとおまけでついてきたものらしく、単品では一本3000円したものが、今買ったら2本で2000円で買えてしまった。 さっそくちらっと噂のピッキング編を見てみたんだけど、いきなり驚愕! Dr.シーゲルの風貌に驚愕。 全身変な気持ち悪いデニム地に、鶴瓶がもっとまだらになったような異様なハゲかた、腹はでっぷりと肉がはみだし、なんとも理屈っぽいつらつらとした口調。 か、か、か、か、かっこいい! 何か極めた人ってのはこうでないと!!!  これはいきなり信用できる。  で、内容に感激!! まだ半分しかみてないんだけど、ぼくはピッキングにもうひとつ方法があることを今日までしらなかった。 ぼくが使っていた、これが唯一とおもっていた方法は、おそらく誰もが当たり前にみにつけるであろう手首のスナップでピックを上下させるもので、当然これが最初に解説されていた。 体温計の水銀を戻す時の動きと同じ回転軸のあれ。 ところがピッキングにはもうひとつ、親指と人さし指の屈伸だけでピックを上下させるという方法があったのね。 こんなやり方はいままで全然思いつかなかった。 これだと手首より上にはほとんど負荷がかからず、慣れればほんと、この2本の指の動きだけ相当早いアップダウンができそうで、シーゲルもいうとおり、ふたつのピッキングを状況に応じて使い分ければ格段に楽になる。 すごい! まだ弦に平行な動きになりがちで、ちょっとすべったような音がでてしまうのだけど、なれてくればちゃんと垂直方向の力を意識できてくるだろうからとにかく練習。  しかしぼくが感激してシーゲルの講議を受けてる間ずっと、さぽは画面のシーゲルのむかって「ばーか、ばーか。ばーか、ばーか。」といってた。 気持ちはわかる。

2003-12-26-FRI

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