No.490 大晦日らしい大晦日でうんとうれしい

昼からゆっくり半身浴。 大晦日だってのに雪もなくすごいいい天気。 窓を開けて、外の光と空気と音をとりこんで、でも体はぽかぽか、しかもついにアインシュタイン登場でもう夢心地。 あまりに気持ちよくて2時間もお風呂読書してしまった。 テルメとかも本もってはいりたいんだけど確かおこられるんだ。 絵人間と本は×。  夜。 さぽが買っておいたそばを食べる。 これ、テレビで上沼恵美子が大絶賛してたこんにゃくそばというやつで、なんと偶然にも我が家のすぐ裏のお店で作っているというからびっくり。 喉越しが最高というので期待して食べたのだが、いや、ほんとに最高。 うまい!! こんにゃく食品にありがちなこれでもかっていうこんにゃく感はなく、ちゃんとそばの味、食感なんだけど、3割ほどのこんにゃく感が絶妙に食べた時の「満足感」を増幅してくれて、ものすごくうまい! いつまでも飲み込んでいたい。 それにさぽが作ってくれたエスニックかきあげ(コーン、エビ、パクチーを揚げてラー油入りの辛いタレで食べる)にビールにつまみと、なんとも楽しい大晦日。 年越しにほんとに年越しそば食べたのは生まれてはじめて。 いいもんだ。  だらだらと酔っぱらいながらテレビを見て夜の時間を過ごす。 ダイナマイトの曙とサップの勝負はなんだか見ていて悲しくなった。 テレビのテレビらしさがこんなに痛々しく強烈に感じられるものもなかなかない。 彼らは犠牲者、ぼくらも犠牲者、勝ったのはどこのだれだ? おそらくそいつが一番の敗者か?  さぽはいつのまにか寝てしまい、ぼくもうとうとしてるうちに気付くと12:00。 寝ぼけたふたり、喪中ながらもいわなきゃ始まんねーだろってことでこっそり「あけましておめでとうございます」。  ミミにもおめでとう。 で、1時くらいから護国神社に初詣にでかける。 うちから護国神社は歩いて10分もかからないので、すごく自然にお散歩感覚で詣れるのがとてもうれしい。 近いことがうれしいんじゃなくて、きばらなくてもいけるということがすてき。  星がきれいで、夜中だってのに今日ばかりは街全体がざわついていて、断続的に聞こえる鐘の音がこれでもかとこちらの気持ちを高ぶらせる。 楽しい!  案の定神社は参拝客であふれ、祭りのごとくテキ屋が軒を列ね、正式に(?)初詣るためにはこのディズニーランド並みの行列に並ばなくてはいけない。 当然そこはどうでもいいとこなので、ちょちょちょと出店の後ろをすり抜け、遠くのほうからなんまいなんまいして、神社をでる。 で、近くの鐘付き堂にいき、5、6人の行列にならび、さっきからぼくらをときめかせ続けてくれてた鐘をこんどは自分達で突く。 ごい〜〜〜〜〜〜〜んもわんもわんもわんもわんもわんわんわんわんわんうんうんうんうんぬ。 楽しい!!! 年越しそばも初めてなら、鐘を突くのもはじめて! こんな大晦日(もうあけてるけどもだ)らしい大晦日(寝て朝おきるまでぼくとして昨日なのだ)ははじめてだ。 すばらしい!  で、去年、いや一昨年同様、近くの小さい神社にお参りして、甘酒をもらい、火にあたりながらみんなとお話。 まるまる太ったうんとかわいい猫(たんくん)を抱いたおねーちゃんがいたので猫トークにもりあがり、10分ほど話してばいばい。 大満足で家にかえり、寝た。 夜中なのにミミもこの特別なハレの夜の雰囲気を嗅ぎとり、ちっと興奮気味で楽しそう。 いい大晦日だ。

2003-12-31-WED

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