No.493 ちょんわちょんわ

さぽー家での朝。 気持ちよく目覚め、下におりていくとさっそく朝食。 さぽが七輪で餅を焼き、それをぼくが横から片っ端から食べる。 炭火で焼くとやっぱりおいしい。 餅がたくさん焼けて、それを茶の間にもってって、みんなで正式な朝食。 豚肉の雑煮がとてもうまい! ごろごろと午前中をすごし、さぽの地元の友達のたきざわからお誘いの電話があったので、まほうのかけそこねというお店にふたりで出かける。 たきざわとかことみーとたくろーとただくんとてらうまくんとしんごくんととよかずくんがいた。 男たちはなんの会話もないままいきなり漫画を読み始め、なんと正しい気持ちのいいふるまいだろうと感動する。 ぼくは昔から、自分の家に遊びにきた友達が、なんの気も使わず自分のしたいように行動(漫画をみたりゲームしたり連れてきた女とオメコしたり)するのがたまらなく好きで、逆にせっかくきたんだから一緒にできるかぎり行動を共にするべきだと盲目的に信じ込んでる人はとても苦手。 お互いの自然なペースがあるんだから、波長があったらそのタイミングで一緒にもりあがればそれでいいじゃないかと。 で、1時間ほど食事したり漫画みたりお話したりしてバイバイ。 帰り際、店の入り口前に「御自由にお持ち帰りください」とかかれた漫画本がどっさりあったので、ぼくはそこから「野球狂の詩」を全巻いただいて帰る。

八百地に挨拶にいき、やっちゃんの結婚式のビデオをみながらお茶。 ここでもたらふく美味しいものをいただいた。(一の坊という旅館だかのオリジナルのお茶菓子が最高においしかった!) みんな好き勝手に面白いことをいってて、変な気をつかわないここの雰囲気がぼくは結構居心地がいい。 今年もばあちゃんと握手してバイバイ。 ばあちゃんうんとかわいい。  家にもどってひろみつを乗せ、今度は福島(市)へ。 一番出番の多い色落ちした細みのブラックジーンズがボロになってきたので、今のに負けないすてきな後継をずっと探してて、ピックアップでドゥニームあたりのいいのがないかなと思い、せっかく福島にきてるんだからということででかけた。 で、見つけた。 シルエット、ウエスト、色、質感、どれもほぼ理想に合致するすてきジーンズをついに見つけた。 ドゥニームのはウエスト以外完璧というのがあったんだけど、あまりに急激にウエストが細い変な仕様で断念。 買ったのは知らないとこのやつ。 裾上げ中なのでどこのだかわからない。 さぽもバーンズ(同じオーナーのレディースの方の店)で50%offのパンツを買った。 ひろはセントジェームスのカットソーを買ってたか。 でかめの本屋にまわり、1時間ほど立ち読みして帰る。 ほんとは今日中に山形に帰る予定だったんだけど、今から帰るんだったらもう一泊して明日の午前中に帰った方がゆっくりできるんじゃないかということになり、もう一晩お世話になることに。 帰るとすぐに公一さんから酒をつがれ、「夕飯というか宴会」が始まった。 この家ははごく自然に、オレンジジューズか牛乳みたいに酒が出てきてすてき。 台所で、公一団長としのびー婦人とちびっこ3人の5人で、「夕飯というか宴会」。 つまみに合わせて酒とビールを飲み分け、うんと楽しい時を過ごす。 団長の宴会話から、嗚呼花の応援団の話になり、しばらくして団長の姿が見えなくなったかとおもったら、埃まみれの団長、「これが最高傑作」と「嗚呼花の応援団」第6巻をにこにこと持ってきてくれた。 早い時間から始めたもんだから、9時くらいでみんなお腹一杯になり、茶の間に移動して寝転んでニヤニヤと最高傑作を読んでいるうちに眠くなってしまい、しのび−婦人の「しげちゃんお風呂にはいらんしょ」の声もとどかずダウン。 ちょんわちょんわと気持ちよく就寝。 実にたのしい正月だ。

2004-01-03-SAT

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