No.504 のばす

帰りに無印によってヒーターをもって帰った。 遠赤外線とセラミックファンヒーターがついたちっちゃいやつ。 おかげで今日のヨガはあったかい部屋でぬくぬくとできてものすごく気持ちよかった。 最近おもいだしてきたんだけど、伸びない筋を伸ばすには、まず限界まで伸びた状態で、その位置を固定しながら息を一度吸う。 そんでゆっくり息を口ではきながらさらに伸ばす。 なぜか必ず伸びる。 そしたらまたその位置を固定して息を吸う。 ほんでまたはく。 これの繰り返しで、驚くほど筋が伸びる。 ポイントは最高に伸びたところで位置を固定して息をすうというところ。 息をすってるとにき、筋があたらしく作り替えられているような不思議な刺激があっておもしろいのだ。 かたくてしょうがないとおもってる人は騙されたと思って立位体前屈で試して欲しい。 我慢して繰り返しさえすれば、床上20センチの人でも一日でべったり手のひらが床につくぐらいになれる。 我慢さえできれば。  以前なにかでよんだんだけど、体のかたさと性格は密接な関係があり、体のかたい人は頑固な場合が多いのだそうだ。 だから体が柔らかくなれば当然心も柔軟になるということになる。 しかしその人いわく、頑固であるということは、自分のいる生活環境が頑固でなくてはつらい状況にあるからなるべくしてそうなっているのであって、環境が変わらないのに自分だけ頑固でなくなってしまっては、つらすぎて生きていけなくなる、のだそうだ。 確かに、環境に適応した結果が今の自分のありようだという考え方は間違ってはいないだろうな。 だから、年数かけて、環境ともおりあいつけながらじっくりことこと心も体も柔らかくなっていくのはいいが、なんにも考えないで急激に体を柔らかくしちゃったために連動して心も柔らかくなっちゃうと、場合によってはつらい目にあうかもねというはなし。 頑固と柔軟というのはちょっとニュアンスが危険かな? 圧倒的に柔軟優位だもんな。 柔軟になってつらい目にあうというのも変か。 「頑固=こだわりをもっていある程度壁をつくっていて基本的に疑る姿勢」、「柔軟=いろいろをあまりきにせずに適当になるようになればいいやあという態度であまり自分がない」、ぐらいの感じかな?  圧倒的に後者が健康にはむいてる性格なんだけど、逆に人間特有の面白さはなくなる。 うつくしいけもの。  ということなので、一気に手がべったりつくぐらいがんばったりしないほうが日常生活を円滑に楽しむにはしないほうがいいですよという話。 でもほんとに2時間ぐらい一回もおきあがんないで、じわり、じわりと呼吸とストレッチを連動させてねばれば信じられないほど筋は伸びるということをだらしない未来の自分のためにも書いておきたかったのです。  ところでなにげなく本棚をみてたら立花隆の「人間」についての東大の講義を再構築したなまらおもしろそうな本 を発見してしまった。 買ったのにタイミングが悪く読んでなかったやつ。 こういう本が結構ある。 でもこうやって必ずあとから気になるときがくるから本棚の肥やしというのもいいもんだ。 講義はドラフト段階、この本こそ本ちゃんという態度でもって、異常ともいえる誠実さ(これが正常)でもって再構築されたこの贅沢な本、ちらりとみただけでよだれもの。 講義では東大の上位1〜2割の人間がわかればいいという設定で説明等を省いたらしいのだが、本にするにあたってちょっと賢い大学2年生レベルまで分かりやすくしてくれたそうなので、なんとかついていけるかしら?  しばらくこれで楽しめそうだ。

2004-01-14-WED

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