No.523 アトピー

脱ステロイド、脱保湿をした後の段階で、「水道水を徹底的に避ける」というアトピー治療を、自ら発見して実践して、重度のアトピーを根治してしまった人がいる。 この人は2ちゃんのアトピー板で発見したんだけど、質問・煽りに対しても誠実に丁寧に答える態度、詳細な自分の以前の症状やこれまで実践してきたあらゆる療法とその効果のレポ、そしてこの「水道水を避ける」ということを発見するにいたった経緯、方法、効果のレポと、とにかくレスがとても愛情にあふれていた。 同じ苦しみを味わうできるだけたくさんの人に自分に効果覿面だった画期的かつ安全な根本治療法をおしえてあげたいという気持ちが、完全に信頼に足るものだったから、ぼくはさっそくこれを生活にとりいれてみた。  とりいれて半月。 すごい!!!  一番ひどかった肘のぐちゃぐちゃ(ステロイド乱用で完全にケロイド化してた直径4センチぐらいのカイカイゾーン)が、なんとほぼ完治してしまった!!  はじめぐちゃぐちゃしてたのが、だんだんと乾燥していって、日に日に干上がった泥みたいにひび割れて、細かく反り返って、その白い皮が自然とはがれていって、中からはちょっとまだ普通の皮膚には及ばないながらも、しかし明らかに乾燥する前よりも数段健康そうな皮膚が再生してきたのだ。 しかもまだぼくはその「療法」の非常に重要な半分を実行していないのに!

その療法はきわめて簡単な方法で、誰がみても「正しい」行動だ。 だからこそ信頼して続けてみた。 とにかく、「水道水」をさける。 カルキこと塩素はもちろん、塩素では抑えきれなかった計り知れない数の恐ろしい物質が水道水に含まれていることは周知の事実だが、害がわかりづらい上、生命線として日常的に使っているモノだけに、みんな見て見ぬふりをしているのが実状でしょ?水道水って。 塩素除去シャワーなどあるけど、しかし塩素意外の本来水にはいっているべきでない化学物質はどうしようもない。 だからこの療法では、できるだけ水道水に「触れない」ことからはじまる。 ようするに、一番水道水と体が接触するお風呂を考えるのだ。  この人の方法は湯船にはつからず、シャワーで手早くすませ、あがったらすぐにタオルで「完全に」水分をふき取り、そのあとミネラルウォーターとか温泉水とかを体に吹き付け、もういちど残留水道水を浮き上がらせ、落とし、さっきと別のタオルでまた完全に水分を拭き取るという、たったそれだけのこと。  ありとあらゆる治療、生活改善、食事制限をやってもよくならなかった人が、この「水道水を完全に拭き取る」を毎日やっただけで根治してしまった。 そしてこの人に比べたら屁でもないぼくの肘のアトピー(しかし本人はつらい)、これも現実に劇的に治ってきた。 きれいな水できたない水をおとし、乾燥してぽろぽろになり、なかから前よりずっといい皮膚が登場した、というこのどっからどうみても生物として正しいであろう流れに、ぼくは感激。  そして同時にステロイドをしっかりした説明もなしに無知な患者に処方する医者がものすごくおそろしくおもえた(一昨年、さぽの虫さされのかゆみに医者はなんと最高クラスのステロイドをなにも説明なしで処方した!)。  もはや正しいサイクルには戻れないところまでヒト科のおおくは進化(?)してしまっていて、ステロイドの存在は不可欠なのかもしれないけども、しかしやっぱりどうしても正しい自然のサイクルにあこがれる。 そこにポコっとはまったとき、すてきな気持ちにつつまれる。 山をみて「サ」を感じると、自分の心が救われたきになる。 大丈夫だ、まだしっかり地球だぼくは、と。   で、ぼくがまだ実践していない「半分」ってのが、「湯船につからない」というやつ。 これはどうしてもゆずれない。 お風呂大好きなんだもん。 でも「あったかい水」てのが本当は一番やばいらしく、なんでも有害物質が劇的に細胞に浸透しやすくなってしまうらしいのだ。  でもなー。  ちなみに温泉でアトピーを湯治とか、海外生活で完治とか、あれってそのものの効果というよりも「日本の水道水」に長期間ふれないですむってのが大きいらしい。 ああ、家が温泉だったらなー。

2004-02-02-MON

SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送