No.524 皮肉なモノで

うん!いそがしい! 休憩なしできづけば10時半! うひゃ! やだやだ。  しかしさ、デザインをさ、無限の可能性があるとかおもってるひとみるとさ、うんざりするんだよね。 どこだおまえは? と。 いつだおまえは? と。 うごけよ、と。  素材が有限である以上、デザインはそれを「人間」というシステムに「現在」という場において最高の形でつたわるように「限定」していく作業であって、ひとつに収束していくべきことに決まっているのだ。 ここを浅いところでガキみたいな「自由」への無責任なあこがれもって無限の可能性とかいって輪郭線ぼやけたまま平気な顔してふいてるやつをみるとげんこつでなぐりつけたくなる。  料理だって素材が決まった時点で無限の可能性なんて無くなる。 人間に対して美味しいという条件がついた時点で当然収束にむかう。 許容量範囲内での微分のことを無限といってしまうならいえないこともないが、飛んでる矢はいつまでも的に当たらない的な机上の思考実験遊びはこのさいどうでもいい。  何でもかんでも無限の可能性→自由→万歳みたいな発想をしてりゃいいってもんじゃない。 そういう安易な乗り物に乗り慣れてしまうと知らずに見失うものが増えてずさんで狭い生き方になってしまう。 豊かさを自慢してたはずなのにだ。 ゾッ!

2004-02-03-TUE

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