No.533 微妙にドロン気味なのです

いやー、ノーライフキングがおもいのほか難解でやられた。 解説を読んでやっと全体像がはっきりしてきたてのが悔しい。 もうちょっと輪郭のきりっとした終わり方をするもんだとおもってた。 それにしてもついにノーライフキングがリアルになった終盤の異質感、スピード感(焦燥感)は正直びびった。 ちょうど聴いてた曲と自分の集中力のピークが重なり、小説のスピードと完全にビタっとシンクロしたのがわかり、これがぼくはほんとうに大好きで、おそらく脳波が尋常じゃないことになってて(ものすごく短波なのか長波なのかはわからない)、いわゆる「麻雀すれば間違いなく半チャン以内に役満」の状態で、ラストの章をこの最高のコンデションで読めた幸運をかみしめながら、一気に読み切った。 実はかなり高ぶるところで現実世界に邪魔されたのだが、その亀裂もすぐにヌメーっと平らにしてしまえるほどのテンションだった。 醍醐味。 いとうせいこうは絵のない絵本で度肝をぬかれたけど  家にかえるとさぽがバレンタインのカレーをつくってくれていた。 今週末はぼくもさぽもそれぞれの実家にいく用事があるので、一緒にいる夜は今日で最後なのでちょっと繰り上げカレー。 しかしバレンタインデーてのはすばらしいね。 カレー業者の仕立て上げた無意味な記念日だなんてよくいうけどもさ、いいじゃない。 カレーが一年中で一番食べられる日なんてステキじゃない。 放課後にほかほかカレーで告白。 いいじゃない。 みつます時代はこの時期ルーの包装で大変だったなー、とか、メーカーがこぞって商品出すもんだからすごく変わったカレーとか食べれて楽しかったなー、とか、そんな想い出いいじゃない。

さて、米沢にかえんなくっちゃ。 リアルトゥモローは米沢のイベント会場で独楽の絵付け職人をしなきゃいけないのです。 なんだかわからないけど。

2004-02-12-THU

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