No.543 そろそろ春かな?

日曜日。 ひさしぶりの2連休二日目。 もう早くて春がきたかのようなすばらしいお天気だもんで、朝からすこぶる気分がいい。 ゆっくりお風呂にはいりながら罪と罰を読む。 やっぱり家のお風呂が一番気持ちよく読める。 浮力が助けて同じ姿勢でも体のどこも疲れないし、ほかになにもやりようがないうえに自然音と換気扇以外なにも余計な音がないから、とにかく集中できる。 平気で2時間も3時間も読み続けられる。  すっかり手がふやけてしまったのであがると、さぽがこんにゃくそばに蕗の薹の天ぷらを作ってくれていた。 もうね、最近はこのこんにゃくそばに夢中なの。 のどごしがほんとに最高なの。 そして蕗の薹!!! 塩で食べてもつゆで食べてもとんでもなくおいしい!! そばとの相性も最高!! 昼からうんとしあわせだ。  食べたらさぽ、眠くなったというので、ほんとはせっかくの天気だからすぐに散歩に行こうと予定してたんだけど、30分だけお昼寝。 その間ぼくは囲碁のゲームで布石の勉強。  ちょっと熱中してしまい、1時間くらいたったころ、ひろみつから電話があり、ほどなくして玄米をもってきてくれた。 さぽの家からもらってきた玄米を半分いただく。 しかしいくら今日は天気がよくてあったかいとはいえ、ひろみつはちょっと頭がおかしい。 すっかりやられている。 この2月の下旬という冬まっただ中に、なんと裸にセントジェームスのボートネック一枚だけ。  ありえない。   さて、さぽもひろみつ登場がきっかけとなり目を覚まし、いよいよ待望のお散歩に。  街なかまでふらふらと歩き、ちらりとazをのぞく。 さぽが先日よさげなニット帽を発見したというので3階の店に見にいくが、残念、なくなってた。 無印をかすめ、次は向かいのタリーズコーヒーへ。 エスプレッソとアイスクリームのセットを頼んで、お互いもってきた本をそれぞれ読み始める。 ここは声が変に反響して、うるさいけど何をいってるかわからなくて良い。 ぼわーっといたザワザワのなか、1時間くらい楽しむ。 さぽは最近イスラム教の本を読んでいて、どうも自分にはイスラム教が一番しっくりくるらしいといっている。 ぽつらぽつらさぽがたまらず教えてくる特徴を聞くと、確かに気持ちのいい考え方だなと思う。 精神にも体にもかなり正直である。  そろそろ場所を移りたいなとおもい席を立ち、広場の奥の変な民族系の小物を売ってる店で、さぽはちいちゃいコンチャ、ぼくはちいちゃいゴロリとした銀細工を買う。 ちいちゃい銀製品で、あまり繊細でも男くさくもないものに昔からぐっとくる。 その辺に落ちてたのを拾って、なんだか大好きになってしまって宝物にするような、そんな人生が似合うちいちゃい銀細工。  大満足で店をでて、無印で初カサイさんとからみ、勢いでガーゼの生成の上出来シャツを購入し、これまた勢いで十一屋2F(めずらしい!)で夕食を食べ、さらに続く勢いで弱いアルコールを一本ずつかい、文翔館のベンチでプチ宴会。 寒いかなとおもったけど意外と平気で、無印でかった辛いおかきと、煎った豆がものすごくおいしくて、このふたつの味は漫画と純文学みたいな関係だなーとおもいながら主に漫画をばくばく食べ、たまに文壇をちらとのぞくとやはりどっぷりはまり、30分ほどして酒もなくなり読むものもすっかり空になってしまったので、すみやかに家に帰る。  もういっかい風呂本をしたかったんだけど、日記かいてたら遅くなってしまい、断念。 さぽが電子辞書がほしいけどどれかっていいかわからないっつっていらつきはじめたので、一緒にいろいろ調べる。 最近の電子辞書ってすごいね。 20冊分の辞書とか平気ではいっちゃってるのね。 トランプほどの大きさに。 しかもキーボードなんてパソコンみたいなやつまであんのね。 ちゃんとタラタタタと打てるとしたらすばらしいなー。 欲しいなー。  結局さぽは3時まで悩んだあげく、実物みないとデザインが恐ろしくてかえないわということに。 ぼくは忍び寄る低気圧をいちはやく察知し、神経が高ぶらないうちにさっさと眠る。 そういえば夜中になって強い南風がブーブーいってたけど、これは春風というやつかしら?

2004-02-22-SUN

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