No.549 お好み焼き大パーティー

続く夜更かしと昨日の酒で、今日は一日中全然力がはいらなかった。 心にも体にもまったく。 仕事しててもぼやーっとして、全然はかどらない。 6日間仕事が続くとただでさえ最後の日はぐだぐだになっちまうのに、こんな状態だとほんとどうしようもない。 音楽きいたり、人と話したりと、いろいろ普段ならそれがきっかけとなって復活するはずの刺激をあたえても、脳がなにも汁をだしてくれない。  こんな状態で、今日のお好み焼き大パーティーはどうなっちまうのか心配だ。

ひどい無気力のまま、家にかえり、しかし次第に奥底からわくわくした気持ちが感じられてきて、さぽを乗せ、ひろみつをのせ、気持ちは次第に高揚し、ヤマザワで買い物をしているころにはもうノリノリに。 お好み焼きの材料とつまみをかって家に帰り、としみつとゆうやが来る前に風呂に入る。 ちょっと湯がぬるかったのであっためながらゆっくりはいってると、なんだかあちらが賑やかになってきた。 もしやと風呂をでると、すでに全員集合。 いれかわりでひろが風呂にはいり、さぽはスペシャルお好み焼きの準備。 男3人、ひっそりと乾杯して、キムチだのをつまみに談笑。 お好み焼きの準備ができ、焼きはじめるというころにゆうやが風呂に。  冷や奴が登場し、ぼくとさぽの強いすすめでみんなに寿司酢をかけさせる。 これが見事に大好評! ぼくは大学の時バイト先の石沢さんにこの食べ方をならってはまっていらい、冷や奴には必ず寿司酢をかけることにしている。 いきなり、100倍おいしくなる。 醤油も、まめまめしいしょっぱいのはダメで、だし醤油とかめんつゆとかの、旨味のある塩気のきつくないものがいい。 酢はぜったいに寿司酢。 普通のすっぱい穀物酢では意味がかわってくる。 是非、未体験の方はやってみて下さい。 いままでこれを試して、旨さのあまり雄叫びをあげなかった人は一人もいません。 「ちょっとまって、なんだこれ!!!」といって、目がトトロみたいに2倍におっきくなって、一気にたいらげてしまうのです。 みんながみんな。   今日のお好み焼きは、さぽのスペシャルレシピにくわえ、としみつがもってきてくれた切り出しの荒挽き肉を使用。 1センチ角の肉がぽろぽろしてるのが見た目にもうおいしそう。 一枚目が焼き上がるころにゆうやが風呂からあがり、いただきます。  みんなに切り分けて、ソースとマヨネーズと青ノリと辛子をかけて食べる。  これがうまい!!!!  卵がたっぷりはいって、ネギもたっぷりはいって、こんにゃくのつぶつぶもたっぷりはいって、そしてあの荒挽き肉がごろごろ。 ほんとにものすごくうまい。 ビールがすすむすすむ。 日中は絶対今日は酒なんか飲めないとおもっていたのに、きづけば日本酒まで美味しくいただいてた。 ぼくが3年まえににごり酒をうんと美味しそうに一本あけたのを覚えててくれたゆうやは、それ以来飲み会というと必ずぼく用ににごり酒を買ってきてくれる。  4回戦くらいまでお好み焼きを食べ、それもなくなり、つまみに落ち着いてきてしばらくすると、急に眠くなってきた。 やはりこの寝不足に酒がはいればしょうがないかと、よいしょと横になり、何分も立たないうちに寝てしまい、きづけば夜中。 せまいところに変な格好でねてたから体がいたい。 ゆうやとひろみつがしゃべってるのをぼんやりと記憶してる。 ほんで次に気付いたのが奥のへやのふとんの中。 いつのまにか移動したらしい。 もう何時なのかも分からない。 さぽとひろとゆうやがまだノリノリで話している。 感覚的にぼくが寝てから5時間くらいはたっているはずなので、おそらく夜明けまじか。 ほんで次に目をさましたのが朝の7時。 さすがにみんなぐっすり。 ぼくはすっかり気持ちよく目覚めてしまったので、ここぞとばかりに罪と罰をもってきて、寝ながら読むも、まだ睡魔は健在だったらしく、3行も読まないうちにいつのまにか寝てしまった。

2004-02-28-FRI

SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送