No.608 がんがれしまちゃん!

カレーってのはちっちゃいこは絶対「かれ〜(辛〜)」でカレーだと思ってるはずだ。 親戚のおじちゃんの雰囲気が北島三郎と似ていたら、やはりちっちゃいこはおじちゃんと北島三郎の間に区別はつけない。 おじちゃんと北島三郎が別人だということはもちろん分かっていても、でもおじちゃんと北島三郎はある意味で「同じ」ことであって、普段毎日接していない「おじちゃん」も「北島三郎」も、いってしまえば「脳内」の記憶の存在でしかなく、そこの境目にこだわる必要がないというか、同じでさしつかえないというか、もうそれで不都合なくいけてるのだから、大人になってもそれを厳密に区別しなおすようなことはせず、テレビに北島三郎がうつれば同時におじちゃんだとも思うし、おじちゃんとあえば北島三郎とあったのと変わらない気持ちだし、つまりカレーの裏側には辛〜(かれ〜)がいつまでも当たり前のように存在している。 味覚の「辛さ」を連想するとかそういうんじゃなく、カレーってのは辛〜だなぁ、という、いや、こうかくとわざわざ思ってるみたいでまたニュアンスが違うんだけど、なんというか、「カリー」では絶対ないという、そんなぐらいのことで、だからじゃないけど「かれ〜」は毎日食べても飽きないのよ。 日曜にさぽがつくってくれたカレー、月曜はカレーうどん、火曜は例の卵を落とす半ドライカレーみたいなやつ、と、カレーラッシュだったにもかかわらず(しかもさぽがジオスの日は決まって無印のレトルトカレー)、それでもぼくはいま、明日はれたら散歩がてら空カフェにカレーを食べにいこうとおもっている。 想像しただけでうれしくて世界中に対してやさしい気持ちになれる。 すげーぜカレー! やったぜカレー!   そういえば今日さぽチャンスはひさしぶりにしまちゃんと遊んだらしい。 しまちゃんはとてもじゃないが東京で一人暮らしなんて絶対無理な人間なのだが、なぜだかここ数年東京で一人暮らしをしていて、やはりとても無理な感じだそうだ。 しまちゃんは奈良美智と結婚する運命を知っている(別に好きとかそういうわけでなく、運命を知っているという素直な知識というか記憶というかそういうもの)んだから、はやく結婚してしまえば安定するし、ぼくらもビッグなつながりができてちょっと嬉しい。 がんがれ!

2004-04-27-TUE

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