No.631 おさえてた欲が…

あと60ページのところでとっておいてるカンバセーションピースは、最後に一気に読みたいから集中できるいいシチュエーションを探しているのだがなかなかみつからず(最近風呂で読むと眠くなるし、今月はもう一円も残ってないから喫茶店にも行けない…)、そうこうしているうちにさぽがどこかから仕入れた情報で、図書館から吉行淳之介 の「暗室」というすごくすてきなたたずまいの本を借りてきた。 ぱらぱら見ただけでものすごく面白そう。 すぐに読んじゃいそうなボリュームで、長編が続いたぼくにはそこも魅力。  気にするポイントとかがすごく気持ちよくて、うう、はやく読みたい。 池澤も何冊か読みたいのがあるのをもったいぶっててたまに思い出してはムズムズする。 カラマーゾフの兄弟(ドスト)も長いから読み出すタイミングが重要。 今年の夏は、釣りと読書をバランスよく楽しめるといいなー。 また某衛庁でめちゃくちゃにってのは勘弁だなー。  ところでいま、さらっと吉行を調べてたら、ちくま文庫のエッセイ・シリーズの情報にぶつかった。 ご存じ殿山泰司の「三文役者」シリーズの他にも田中小実昌エッセイ・コレクション、色川武大・阿佐田哲也(哲也が小説家だったなんてしらんかった)エッセイズ、そして吉行淳之介と、なんともおもしろそうなものばかり。 ぼくはエッセイが自分にはあまりはいってこないという偏見を実はもっているんだけど、ちらっと読んだ殿山泰司が強烈に面白かったことでついにその馬鹿馬鹿しい観念が消えつつある。 すっかりこのシリーズにのっかってみようかしら。

2004-05-20-THU

SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送