No.669 最後は亀

さて、温泉。 お昼ぐらいにいくってことしか決めてなかったので、電話でみんなに確認をとる。 上山方面の次郎くんはのりのりで現地集合に快諾。 マコリッシュは友達のデイビッドと約束があり、一緒にいけるようなら行きたいといってたんだけど、今日は無理だった。 残念。 マーカスは昨夜4時半までのんでたらしく(これは後でわかった)、電話ではじめて起きて、約束の11時迎えを12時にして欲しいとのことだったが11時班で折衷。 時間があるのでちょっと護国神社に散歩にいき、昨日考え出したコントラスト遊びを楽しむが、日中じゃ楽しさ半減。 昨日は19時過ぎで枝葉が真っ黒になってたのがよかった。 家に帰り、11時15分、出発。  マーカスの家はドムが住んでたのと同じライオンズマンションなのでスムーズに到着。 さぽが車をでて入り口あたりまでいくとマーカス登場。 今日は眼鏡をしていてちょっとお坊ちゃん風。 ちなみに初対面の印象はパンク青年だった。 多面性ってのはセクシーだ。 さて、明らかにhangover(二日酔い)なマーカス。 そして実はぼくらもひどい二日酔い。 「予定」というのは恐ろしい、が、自分以上の力を出すためには必要なものだと最近は思える。  ひさびさに行くのと、大谷さんの家を覚えてその道に対する別の見方を取り入れてしまったのとで、どこで曲がるのかわからなくなり、成沢あたりで迷う。 地図を確認し、あとは順調に蔵王温泉へ。 大露天にいくのにまたちょっと迷うもすぐに迷路を抜けだし到着。 吊り橋を渡り、スキー場に寝ころぶ。 頭上をロープウェイ。 「お釜にいこう」と決める。 駐車場にもどると次郎君が「すごい車」で登場。 この人はほじくればほじくっただけ何か出しそうな人だ、おもしろい。 さっそく大露天風呂へ。 それにしてもトゥマッチピーポーである。 気持ちいい。 ここの風呂は、あらためてすごいなー。 こんな素敵な露天風呂なかなかないよなー。 近すぎてなめてた。 隣人を尊敬するってのはなかなかむずかしいんだ。  20分くらい出たり入ったり楽しんで、さぽがあがったのが見えたのでそれから5分くらいしてあがる。 ものすごく美味しく飲み物を飲んで、出発。 お釜の前に、温泉街にある次郎くんの友達でジオスの生徒さんの実家でもある「しばママの店」でランチ。 しばママの息子(ジオスの生徒の高校生)のまさき(たしか)君は、なんとスノーボードの世界チャンピオンだそうで、店には新聞記事や写真がいっぱい飾ってあった、すげー。 自家栽培の有機野菜だけをつかったというランチをいただき、「すごい車」をしばママの店におかせてもらってシゲッツでお釜へ。 お釜は思いの外寒く、半袖短パンでリフトに乗ると楽しむどころではないぐらい体が冷えてしまった。 さぽはいつのまにかカーディガンなど着ていやがる。 久しぶりのお釜は冗談みたいに美しかった。 これも近くにあって昔からしってるからあまり気にしてないけど、素直な目であらためてみたらとんでもないよ。 脱糞よ。 10分くらいうっとり見とれ、あまりにも寒いので全員納得で帰る。 帰りのリフトは到着するのが早く感じた。 帰り道、ライザのピッツァが食べたくて寄ってみる。 前からここの石釜で焼いてるらしいピッツァが食べたくてしょうがなかった。 やっとかなった。 ほんとにうまいのね、ここ。 生地はもちろん、具の味もなかなか。 一人で2〜3人分食べたい。 窓からパラグライダーをする人が見える。 さっきから道中見えてた空の上の人はみんなここにおりるのね。 ぼくは大学の時に一度体験していらい、ぜひ将来パラグライダーする人になるんだと心に誓ってはいるものの、なかなかその機会がなく、こうして実際やってる人がうらやましくてしょうがない。 しかし外遊びはしばらくはフライに集中したいので見ないようにする。 しばママの店に帰り、次郎くんと別れ、またすぐに迷う。 書き忘れたが、ライザから帰るときも一度曲がるべきとこを曲がらずに一瞬道に迷った。 今日はこれで4度目。 また迷ったと笑いながらマーカスに伝えると、「already?(もうかよ!)」とつっこまれたのが面白かった。 マーカスを家に送りバイバイ。 二日酔いでだるいのをひっぱりまわしてしまった感があって気の毒だったが、すごく楽しかったといってくれたのがありがたかった。 しかしマンションに帰る背中は「一刻も早く寝たい」と語っていた。 道中「眠い?」ときくと常に「オフコース」と返すのがネタになっていたもの。  うちらも家に帰り、今日返さなきゃならない映画を見て、見終わるとなんだか体が急激にだるくなり、ぼくはひどい頭痛に襲われ、この感じは気圧だとわかり、あきらめてビデオを返した後すぐに寝る。 が、気圧で体がおかしくなると、ほんとに全細胞がザワザワイライラとしたいやな感じになり、なかなか寝付けない。 ふたりしてザワザワがひどいので、こういうときの必殺技「親亀小亀」をお互いに施し、ちょっと大丈夫になった瞬間に寝た。 われながらプロっぽい。 今日は「親亀小亀」の応用技まであみだしてしまった。

2004-06-27-SUN

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