今日は結婚記念日で生春巻きパーティーだというのに、例の某A庁のコンペがまた今年もやってきて、その説明会に行けだの行く必要がないだのでもめて帰るのが遅くなった上になんともイヤな気持ちになってしまった。　あらためて、いやだー、組織。　アホにはアホといってしまう気性だもんだから、ストレスにはならないながら、本来ならいいたくもないイヤなことを相手に言わなければいけなくなるってのが本当にいやだ。　別に人を傷つけたくも怒らせたくもない、というか人一倍そういうふうに人の感情を揺れさせたくないような人間なのに、そういうことになってしまうのが本当につらい。　かといって間違ってるのがわかってて気付かないふりとかは絶対に出来ないから、もう「間違い」に出くわした時点でどうころんでもこっちが不幸になることにできている。　だからなるべく間違いと出くわさないように生活がしたいのだ、ほんとうは。　こんな「乗っからなきゃいきていけない人」が集まる象徴のような「会社」なんてものに頼って生活している時点でもう日々吐き気がめまいがとまらない。　なにをしてんだろうか？　価格破壊がもたらす「悪」を完全に理解し、嫌悪しながら、しかし個人としては出来るだけ早くいいものをつくる努力をしているという矛盾。　エゴ。　乞食でもしてた方が全然ましだ。　　大きな木に抱きついていたらそのまま木に溶け込んで同化しちゃったみたいな奇跡が起こらないものかしら？　人としての思考も溶け、個を意識せず、自然の一部になりたい。　　　家に帰ってからの生春巻きにビールに救われ、結婚３年目を祝い、どしゃぶりに心躍り、そのどしゃぶりを好奇心いっぱいの目でみつめるミミに心ときめき、そのどしゃぶりによる生まれてはじめての雨漏りに心乱され、なんつーか、別に木に同化するというわかりやすい変化がなくてもやはりすでに自然の一部であり個というのもあやしいもんだなという思いがよりいっそうどしゃぶりのすごいエネルギーによって強まった、というか諭された、というか。　　ところで本日、ジョアン・ジルベルトの来日チケットが抽選で取れてしまった！　うひゃーーーーーーーーーーー！！！！！！！！！！　生ジョアン確定！！！！！！！！！　ひゃひゃーーーーーーーーーーーーーーーーー！！！！！！！！

2004-07-07-WED