No.688 あいだ

やっと週末。 今週はつらかった。 仕事の不毛さ、やるせなさ、己の存在意義、今現在の生活がほんとうにそうあるべきなのかどうかなど、とにかくいろいろ考えさせられた。 どうにも奥底からやる気がでてこないのは、なくてもいいものを辻褄あわせて作る事への違和感とか嫌悪なんだろう。 「マネー」とか「ディストリビューター」とか、ぼくらの「公告代理店」とか、もはや不可欠な概念なんだろうけど、やはりそんなものいらない。 欲しい人とあげたい人、そのふたりいれば十分でしょ。 間にはいってセコセコと本来無かった価値を無理矢理つくりだすことは気持ちが悪い。 なんていってても、それが介入することによってしか生まれ得なかった価値の恩恵をありがたがってうけて生きてるんだよね。 というか間がない関係なんてのはそもそもあり得ない言葉だけの馬鹿げた空想だもんね。 ただ、「間(あいだ)」でしかない存在ができてしまっていること、その本来意味のある「両端」を知らずに「間」だけのフィクションの中に住み着いてしまうという事態がそこかしこでおこって、ひろがって、当たり前になってしまっていることがものすごく気持ち悪い。 要するに効率的でシステマチックで専門化なわけだけど、それによって隙間の無意味なものがいい気になってでかい服着てるというのはおかしい。 大事なのは両端であり、そのつなぎとしての存在だということを自覚しての「間」でなければならないべ。 

2004-07-16-FRI

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