No.735 ミミの穴

いやーーーー、吉本ばななの「海のふた」、よかった!!!!!!!!!  すごくよかった!!!!!!!!  なんつーか、どうしようもない愚にも付かない馬鹿げた世の中に対する彼女らの「態度」があまりにも気持ち良い。  怒りや、悲しがるポイントや、その先にある感情が、もう1ミリの狂いもなくぼくの好きなそのもので、ほんとに、読んでる間中ずっと「ありがたかった」。 ほんとにいい本だ。 いい話だ。 はじめちゃん、うんとかわいい。  保坂の「季節の記憶」のあの奇跡のようなすさまじい美しさのラストを、この短い小説全体から感じたとさぽがいった。 ほんとだそのとおりだとおもった。 そういうさぽは最近杉田かおるに激似であることが判明して、もうテレビに杉田がでると面白くてしょうがない。 今まで、大仁田厚、伊東四朗、ベッキーといろんな有力候補があったが、今回の杉田かおるはいままでのそれらと別格。 まんま。 なんで今まで気付かなかったのか。 ちがう、さぽが良い具合に発酵してきて、あのうんこ臭さをついにものにしたということか?? いいぞ!   夜、さぽがミミのおでこのかさぶたをいじってると、ずっと前からそのちょっと右側に「ぼこ」と盛り上がっていた大きな脂肪の玉が、なんとそのかさぶたからぶりっりり!とでてきた。 もともと脂肪玉とこのかさぶたにはなんのかかりあいもなかった筈なのに、距離が近かったのでつながってしまったのだ。 そしてすべての脂肪をしぼりだしたそのあとには、血も、組織液もなにもでない、妙に大きな「穴」が残り、穴のなかは本来ミミの肉だったり骨だったりなんなりがつまっているはずだというのに、なぜか空洞で、ぼくもさぽも本当にびびった。 なんでここに空洞がありえるんだ??????  さぽは消毒しつつおもしろがってその穴に綿棒をつっこむのだが、綿棒がどこまでも奥にはいっていいっちゃいそうで正視できなかった。 なんなんだ?ミミ?おまえ?????

2004-09-01-WED

SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送