No.756 ディープブルー

もう週末。 明日は休み。 どうなんだろうか、これは。 なにはともあれ今日は楽しみにしていた「ディープブルー」を見にいく。 とんでもなく映像のすばらしい海洋生物ドキュメンタリー。 冒頭の大波のスロモの映像があまりにも気持ちよくて、このまま魚だの珊瑚だの出てこなくても、このビッグウェーブが2時間続いても全然飽きないなと、食い入るように見る。 波って、すごい!!  もちろん本編もすばらしく面白かった。 ほんとーに、すごい映像だった。 とんでもない数の魚群が高速で渦巻いているところに、それを補食しようと近寄る大型魚、そうすると一瞬にしてそこにぱあっと穴があいてまたちょっとずれたところに渦巻く。 それが連続で、しかも複数の渦、複数の大型魚、さらには水上から水鳥たちの無数の漁夫の利アタック。 もうね、ドラゴンボールのあの漫画でしかありえないようなド派手かつハイスピードな攻防を実写でみちゃった気分。 圧巻。  深海の世界もすごかった。 光の全く届かない世界で自ら光をだす生物。 色の無意味な世界でいきる故か、真っ白な甲殻類。 地獄そのもののようなおそろしげな自然物の塔から吹き出す毒ガス。 ここは、地球か? 宇宙の果ても、地の底も、ぼくらにとっては遠い、恐ろしい、まったくかかりあいがなさそうで、しかしとても気になる神秘としての存在という点ではまるきり同じじゃないかとおもった。 人が裏返って内側に顔だのあって外側がイカという姫さまがでてくる黒田硫黄の漫画をおもいだした。 深海は、地表を境に宇宙を裏返したみたいだ。

2004-09-22-WED

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