ここのところ、本当にまったく肉を食べておらず、完全な玄米菜食をしているんだけど、みんないうとおり痩せる痩せる！　もうこれ以上痩せれないような体のこのぼくでさえ、１ヶ月もしないうちに３キロちかく痩せてしまった。　玄米は消化吸収が悪く、しかもフィチン酸の強烈な解毒作用に引っ張られ、必要なミネラル分も一緒にでていってしまうらしいから（体の中で毒とミネラルは一緒に存在するのだそうだ）、ちょっと間違えるとコロっといってしまいそうだ。　スリル！　　しかし体はすこぶる調子が良く、スタミナも精神のキレも上がってきてる感じがする。　玄米食というのは白米食にくらべて間違いなく早死にするのだそうだが、健康なまま早く死ねたらぼくもさぽもいうことない。　ずるずる病気になったり社会的に居場所がなくなったりしながら長生きする今の人間の姿こそ、間違った、ヒト科の奇形としてのあり方のような気がしてならない。　本来ヒトは60歳ぐらいで死ぬのが正常なのだとしたら、100歳までみんながみんな健康で長生きしたいなんて思っちゃうこと自体、いろんな目に見えないところに歪みを起こして、不自然な、不幸な流れを作っちゃうんじゃないか？とか思ってしまう。　こういうこと考えると、そもそも進化のどの段階をよしとして、「本来の姿」とみなすべきかという問題にどうしてもいってしまうから大変なので帰ります。　週末。

2004-09-24-FRI