No.774 ジョアン

新幹線でさぽと東京へ。 東大前で降りておばちゃんの元気なお好み焼き屋でお好み焼きを食べる。 餅チーズとスタミナ豚。(マクロビは旅のときは解禁なの) さらに奥にすすみ「日本民藝館」へ。 バーナードリーチの作品と、民藝館そのものに心を射抜かれる。  あんまりよくて予定より出るのが遅くなったが無事に国際フォーラムに間に合う。 玉城コウジがいた。 席にすわって待っているとFさんとKくんが話しかけてきた。 こんにちは。 ジョアン登場。 一曲目をいきなり歌い始める。 とたんに涙が溢れ出てとまらなくなる。 なんでこんなに涙がでるんだかわからないけど、すごい誠実なもの、とてつもない才能、そうしたものが宿るものに触れるといつもいきなりはじまる大感動。 2曲目からは落ち着いて聴けた。 この人はほんとうに天才。 途中、噂の沈黙がはじまり、意地で拍手を続けた。 長い沈黙は彼なりの誠意なのだそうだ。 数曲やり、ひっこみ、アンコールでまた4曲ぐらいやってくれた。 うんとかわいいじいちゃん、ジョアンジルベルト。 彼のボサは想像以上に(もちろんこっちが本気で聴いてはじめて)過激で変態で素敵な音楽だった。  出口のところで夢のように肌のきれいな女の子が話しかけてきたとおもったらつっきーだった。 つっきーもジョアンを聴きに来ていたようで、やっぱり一曲目で号泣してしまったらしい。 そういえば来るときの新幹線でさぽの無印常連のドゥー様が偶然前の席で、彼もやっぱりジョアン目的。 昨年は例の20何分の沈黙を体験したそうだ。

代官山にいき、酒を飲み夕飯を食べ、東横線妙蓮寺駅下車。 迎えにきてくれたのはさぽの地元の友人かこ。 かこは明日ツアコンの試験だというのにぼくらを泊めてくれる。 ビールを買って、飲んで、風呂にはいって、散歩して、寝る。

2004-10-10-SUN

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