No.775 鎌倉いって山形にかえった

かこは一足先にでかけた。 ゆっくり起きたぼくらはかこの買ってくれたパンをいただき、雨ふりを恨み、しかしネットで天気予報をみて回復の方向にあることを知り、うきうきと鎌倉へ。 西口からでてしばらく歩き、もやい工房なるお店で素敵な器やあけび細工を見る。 松本民芸家具のカタログを見ていたら昨日民藝館にあったものすごくかっこいい「ラッシスツール」がのっていた。 一緒においてあっためちゃくちゃかっこいいテーブルものっていた。 どちらも柳宗悦だったんだわ。 高いけど買えない値段でもないんだと知りうれしくなる。 さんざ物色し、お茶もいただき、使い込んだ葡萄の蔓の鞄まで見せてもらったが、20円の冊子だけ買って帰る。 銭洗弁財天でお金を洗い、駅前に戻り、うどんを食べる。  なんだかすっかり満足してしまい、早いけど山形に帰るかということになり、指定席の空きがないかしらべてもらう(ぼくらの指定席は6時半なので時間がありすぎた)が空きはなく、まあ仕方ないので東京駅に移動し、八重洲ブックセンターで本をかい、近くのビルのポールというパン屋でお茶をするはずがあんまり美味しそうなメニューがあったのでぼくは夕飯になってしまい、ほんでまだ時間あったので駅ビルの上のほうのペットショップ(ビルに囲まれた屋上にあってすごく変なロケーション!)にいって恐竜の卵の化石(しかも予約済み)をみてよろこび、ほんで新幹線。 後ろにすわった子供がものすごく頭の回転の速い、たぶんダウン症の子で、年格好からはありえないような大人びた愚痴を延々3時間ひとりでしゃべってたのがとても刺激的で面白かった。 こういう子は前の大人がゲームボーイ」をし始めたらどういうリアクションをするんだろうとおもってわざと窓ぎろぎりのところで遊んでみたら、黙った。 ずっとしゃべってたのに10分くらいだまり、そんでだんだん慣れてきて駅の英語のアナウンスの真似などしはじめた。 黙ったのがおもしろかったなー。  駅から歩いて帰り、途中酒を買い、家についてミミと再開。 酒を飲み、これからの不安と期待でふたりグラグラになり、寝た。

2004-10-11-MON

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