No.785 ACE5

前から一度やってみたかった、ナムコのエースコンバットというフライトシミュレーションの新作が発売。 飛行機モノが大好物(といっても別に戦闘機に詳しいとかではなく、3次元の空をグリグリ高速で飛び回るのがたまらなく快感!という程度。 スターウォーズのタイファイターとのドッグファイトなんてもうたまらん!)のぼくが何故いままでやらなかったんだろうというくらい、その手のゲームの親分的存在で、かなり前評判も高い。 思いの外ハワイで金を使わなかったので、今月はお金もある、ということで、ついに、シリーズ5作目にして初体験。  帰りに「まーの店」にまわり、試遊台で遊んでみる。 いまいち何がなんだか分からない。 かなり上空で、相対的にスピードを感じるものがなく、遅いんだか早いんだかいまいちわからない。 しかもコックピット視点だもんだから自分の機体も見えず、画像が美しいのだかどうかもよくわからない。 操作もよく分からず、敵も遠くの方に豆粒みたいに見えるだけで、画面はといえばほとんどいろんな情報を示しているのであろう緑のレーダーみたいなものが占め、第一印象は正直「???????」。 そのわけわからなさが妙にぐっときて(これを家でじっくり解きほぐして、どんどん楽しめていく過程を想像してしまった)喜んで買って帰る。  あえてゲームを始めないでじりじりしながら説明書をみる。 さっきわからなかった視点変更やスピードの上げ方、計器の意味などを覚えていくと、ワクワクが一気に具体的になって盛り上がる。 或る程度理解したところでついに起動。 久々にゲームにこんなにときめく。 本編は始めず、もちろんチュートリアルを楽しむ。 ぼくはこの、まわりからジワジワ楽しんでいくのが大好きだ。 特に操作を覚えるチュートリアルなんてのは、そのポジションゆえの絶妙な「じらし」から、実務的な役割の美しさ、そして単純に新しいことを身につけていくことの喜びと、どこをとってもたまらなく魅力的なもので、なんであれ、ぼくはインタラクティブなチュートリアルというものがたまらなく大好きだ。 例にもれずこのチュートリアルも実に魅力的なもので、戦闘機は基本的に旋回するためには一度機体をロールさせてから操縦桿を引いて左右方向にターンするということを知り、そのシステムにたいそうときめかされる。 上下方向のターンはロール無しでそのまま体が逆さになるわけだが、例えばすれ違った自分より下にいる敵と高さを合わせてケツをとるために、まず180度ロールしておいてそのまま下にむかって180度旋回することで、旋回しおわったときに機体がちゃんともとに戻る(←上下がね)という技があり、そういうのにもいちいち感激。 面白い。 なんか、思いの外、基本的なところがめっちゃ面白い。 これでストーリーも面白くて背景もめっちゃ綺麗で無線で僚機からがんがん喋られたりした日には…  今日はチュートリアルだけで深夜になってしまったので、ミッションを一つだけやって寝る。 練習の甲斐あって、がんがん加速しながら敵機のケツをとるなんてこともなんとなく出来て、大満足。 無線でのやりとりも臨場感をあげるのに抜群の効果で、とにかく気持ちいい。 ほんでミッション終了後のリプレイがまたすごい! 自分で操作しているときにはみれなかった客観的な自機の存在感がもう圧巻で、背景の光や空気、翼からでるあの2本の白いスジの表現がものっすごくリアルで、カメラを切り替えると自分の撃ったミサイルの視点(振動してる!?)になってびびったりと、いやぁ、やられた。 こんな長い時間ゲームでリプレイ見たの初めて。  やあ、おもしろい。 ひさしぶりに少年のようにときめいた。 ああ、はやく帰って触りたい。

2004-10-21-THU

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