No.787 秋の蔵王を満喫

天気がいいので、さぽと蔵王に遊びにいきました。 牧場と野菜売りのばあちゃんと、田んぼと畑と喫茶店がいっしょになったような夢みたいなところがあって、激烈な幸福感で頭をかちわられました。 ロバがぼーぼーと鳴き、ニワトリがきっきと鳴き、うさぎがぎゅーぎゅーと鳴き、ばあちゃんが笑っているのです。 良い天気なのです。 牛舎の匂いが充満していて、ちょっと歩くと秋の田んぼの匂いがするのです。 田んぼをみて、ひろみつが「田んぼは一年中いい(どの季節も素敵じゃない時がない)」といったら、次の日、しのびーもまったく同じ事をいったという話をさぽから聞いて、田んぼに囲まれて育ったぼくはうんとうれしくなった。 お店に入ると「山川さんちのベゴ逃げだ」という内容のカントリーな曲が延々リピートされていて、どうやらここは山川さん の家らしく、なんというか、またまた楽しくなってきた。 2階にあがり、牛乳とピッツァをいただく。 うんと優しい味。 ちなみに今日はマクロビ解禁。 肉でもチーズでも牛乳でもなんでもおっけー。  大満足で牧場を後にし、続いてぼうだいらのペンション村へ。 こんな上にこんな楽しいところがあったんだ。 今日は蔵王新発見の日だ。 公園で息があがるまで遊び、手作りのパンをつくる店にいき、手作りフェルトやニットをおいている喫茶店にいき、そこでもうんと美味しい手作りパンやら薫製ものを食べ、またまた大満足で店をでて、嫌になるほどふたりでキャッチボールして、直売所で干しワラビやらパンやら買い、更にのぼってライザに行き、ピッツァはさすがに我慢してクレープとシードルを頼み、すっかり紅葉した(いいわすれたけどものすごく寒い!)山を楽しみ、こうなると最後は温泉でしめるかということで蔵王温泉に向かい、さぽファミリー絶賛の、大露天とは別の温泉を探すも見つからず、なんか今日はも満足しちゃったねっつって温泉はやめて下山。  帰りに、矢野顕子の新譜が出たってんで昭和によることにして、どうせだからそれを聴きながら「ゆぴあ」まで足をのばそうぜということになったんだけど、今日発売というのは今ちゃんのデマで、27発売ということを知り、もうゆぴあエンジンはかかってしまったので金字塔ききながらやっぱり中村くんすごいとつくづく感心しながら天童方面へ走る。

ゆぴあにつくとロビーのでかいテレビの前に人だかり。 なんだろうとおもって見るとでかい地震のニュース。 そういえばさっき昭和でジョアンの楽譜みてたらめちゃめちゃ揺れたっけ。 こんなでかい地震だったんだ。 新潟の友達がちらと心配になるも地域が違うのでまあ大丈夫だろうと決めつけお風呂へ。  最近ぐんと痩せちまったので、子供からじいちゃんまで、肉付きのいい健康そうな体をみるととてもうらやましく思える。 しかしこうしてよく見ると、体のかたちや肌の質感、各パーツの大きさのバランスってのは、人によって別の種といってもいいぐらい違う。 人間だから「人間」ってひとくくりにしてるけど、動物的にみたら絶対違う名前つけるんじゃないか?てぐらい個体差がある。 でもあれか、解剖学的には一緒なのか。  風呂上がりのトマトジュースがやたら美味しく、遅れてあがってきた、下着みたいな気持ち悪い格好で平気で歩いてくるさぽの変態性にかるくシットし(誰よりもぼくが気持ち悪くありたい)、家に帰り、天地水楽を飲みながら買ってきたパンを食べ、それぞれの尋常でない美味しさにふたり爆沈。 あんまり気持ちいいので逆らわずに10時に寝る。 そのかわり明日は4時に起きて遊ぶ。 美しくアクティブな、それでいてのんびりとろーりとしたいい一日だった。 それにしても、さぽがマーカスにもらったあのお手玉みたいなぱすぱすしたボール(昔ペプシに付いてきたときのあるアレ)はとても遊べる。 蹴っても楽しくてひとりでリフティングしてもなかなかうまくできないからいつまでも飽きないし、キャッチボールしてもすごく楽しい。 これがポッケにはいってるだけで外遊びが10倍潤うようになった。 ハワイでも大活躍だった。 ありがとう、マーカス。

2004-10-23-SAT

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