No.812 ミミやさぽは生きているのか?(プッ)

御飯をたべて食器を洗って、すぐにヨガをやってみた。 お風呂上がりはやっちゃだめだし、朝は起きれたとしても寒くて集中できなそうだし、どのタイミングでやれば続くだろうと悩んだすえ、ここにいれてみた。 夕食後と、遊び始める時間の間。 なかなか集中できないとおもったけど、意外とやりはじめちゃうといつのまにか世界にはいってしまって脳内麻薬でまくりモードに突入できた。 テレビの音とか寒さで多少集中力を欠くものの、その圧倒的な気持ちよさがなにか膜のように体を精神を覆ってくれて、端からみてはわからないような独特の集中力を生んでくれる。 ヨガは偶然でもなんでもうまくツボにはまるといきなり未体験の気持ちよさを感じるモードに体が切り替わるので、なんだそりゃ?人間の体にあんなストレッチみたいなことだけでそんな現象がおこるのかよ!?と不思議におもう人は何回か試してみて欲しい。 さぽちゃんすみたいにそこに乗っかる前に気持ち悪くなっちゃうことの方が多いって人もなかにはいるから一概にはいえないけど、「体を見る」というちょっと抽象的ないいまわしが無理せず「すぅっ」と感受できるような性質の人はやってみると一撃で「気持ちいいモードの片鱗」が感じられるんじゃないかしら? 昔、娯楽がなかった時代に人々はヨガをすることで脳内麻薬をだしてらりぱっぱになって楽しんでいたんだとかいないとか…  体一つでできてしまう、健康にもすこぶるいい、合法ドラッグ。 この智慧は手放せない。  すっかり気持ちよくなって、意識もとてもクリアになったところで、お風呂にはいって三国志を読む。 孫策の台頭。 こういう人物がでてくると盛り上がるね。 劉備の魅力はいまだわからず。 というか横山があまり劉備を好きじゃないんだとおもう、この描き方は。 完全につまらない優等生としてあつかってるもん。 演出次第で同じ史実を軸にしててもどうにでもなるだろうに。 お風呂と三国志とアルバムリーフはなかなか相性が良く、おもわぬ長風呂をした。  風呂からあがって12時。 心も体もすこぶる快調なので、早く寝なくちゃとは考えず、部屋を暗くしてICO。 内容がシンプルで、変な目的意識や野望も生まれないので、1時間くらいでかなり満足。 こうかくと逆にいったらやりがいが無くてすぐに飽きるんじゃないかととられるかもしれないけれど、不思議と全くそんなことはなく、なんともいえない充実感と幸福感に満たされ、1時間でも十分すぎるくらい満足できちゃった、という感覚なの。 なんだろう、これは?  でもこのゲームはおそろしく人を選ぶ気がする。 たとえばジョアンの音楽のように、聴き手の能動性いかんでイージーリスニングにもファインアートにも変わってしまうような、そういう種類のものだ。 だから面白くない人は全然面白くないんだろうなということも「意味」としてわかる。 「趣味は散歩です」といって「???」という顔になっちゃう人には間違いなく受けが悪いだろうなと。   寝る前にふと、そういえば今日はミミをみてないぞとおもい、炬燵の奥に手をつっこむ。 あったかくてやーらかい毛むくじゃらを確認して安心する。 が、あまりに反応が薄く、しかも普段なら炬燵が暑くてそんな長い時間はいってられなくてしょっちゅう出入りするはずなのに今日は一度もでなかったぞとちょっと不安になり、布団をめくって死んでないか確かめる。 ちゃんと動いていることも目視し、体温や脈動も感じたのだけど、どうも生きてるのか死んでるのかわからない。 さぽも最近しきりに自分が生きているのか死んでいるのかわからないという。 ムーンライダーズの歌にもそんな歌詞のがあった。 しりあがり寿の弥次喜多inDEEPもメインテーマはそこだ。 リアルの不確かさ、がここのところ我が家の流行か? 古くさいテーマだ。(プッ)

2004-11-17-WED

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