No.844 バチバチ

酒がかなり残っていて危険なので朝ヨガはやすみ。 こういうのがきっかけでやらなくなったりするから怖い。 せっかく早起きしたので、一昨日買っておいたドンキーコングで遊ぶ。 タルコンガで操作するこのアクションゲーム、一見イロモノかとおもいきや、その実正当派王道アクションとしてとんでもなく丁寧に作り込まれていて、その非の打ち所のない完成度、夢にまで見た任天堂らしい別次元の面白さに体がふるえた。 新しく東京に設立された「東京制作部」なる新チームによる処女作にして意欲作なのだが、もうこれを知ってしまったからには今後のこのチームの動きは一瞬たりとも見逃せない。 映画を監督でみるような感覚で、ゲームは制作チームで買うとはずれがない。 そりゃそうだ。  ほんとに長いこと待ち望んでいた超良質任天堂2Dアクションだったので、ぼくは涙がでるほど感激してしまい、いつまでも猿のように遊んでいたかった。 まあそういうわけにもいかないので、風呂に入り、こんにゃくを食べ、で、ふたりで出かける。 コヤマでお買い物して、羽前屋にそばを食べに行く。 羽前屋のそばは、こないだいったあらくさのそばとは対照的な、そば粉たっぷりの黒くて太くてごつい麺。 いやー、これはこれでめちゃくちゃうまいね。 びびった。 ぼくもさぽも、あまりの美味しさに泣けてきた。 白い細いそばと、黒い太いそばは、同じ「そば」とくくっちゃだめだよ。 全然別のジャンルの食べ物として、どちらもとんでもなく美味しいものだ。という態度の方がよっぽど健康だねということで二人の考えが一致した。 ぼくはおろしそばを頼んだんだけど、揚げ玉が入っていて、その微妙な甘みと奇跡的なバランスのつゆの味とそしてそばの絶妙な堅さが、もう!! これはやみつきになります。とかいてるそばから気が狂わんばかりにあの味を欲し始めてしまった。 よだれが!!   モスにいってぼくはモーターサイクルダイアリーズ、さぽは最近買った町田の猫エッセイを読み、2時間ほどして体が冷えたので帰る。 ジョイで灯油とお風呂の湯船にうかべて保温力を高めるシートを2枚(一枚は風呂に、もう一枚は炬燵の下に敷く)買う。  家に帰り、かってきた保温シートをさっそく風呂桶にうかべ、炬燵底に敷き、で、蒼天航路を読みふける。 この芸術の域まで軽々とのぼりつめた超絶漫画を語る術をぼくは知らないが、とにかくこれを読まずになにを読むのだということだけは言える。 人間業とは思えない構成力、描画力、智慧、感性、闇、愛。  こんなレベルの人工物が世の中に存在していることがいまだに信じられない。 ぼくの常識ではあり得ない。 なんだこの漫画は?? 夢か??  ぼくはほんとは事故で廃人になって病院のベッドで鼻チューブで迷惑で脳内で理想の漫画に出会った気でいるだけなのか??  つーぐらい尋常でない面白さ。 「三国志」とか「漫画」とか、そういう外側の記号抜きで、とにかく、本当にすばらしいものを好きな人は絶対に触れないとだめです、これ。 これまでのいろいろがままごとになる、世界に数少ない自己パラダイムシフト誘発読み物です。 ほんとに、歴史好きの男の子が好きそうな漫画本だなんて限定して馬鹿にしてかからないで、ここに間違いなく比類なき完成度の比類なき美しさの藝術が、大自然が、智慧の凝縮が存在しているということを覚えておいてください。 忘れちゃだめです。 蒼天航路です。 激烈におもしろい、蒼天航路です。 一コマ一コマ、台詞のひとつひとつが、アイディアと智慧に満ち満ちていて、かたときも気を抜けないです。 蒼天航路です。 買うわ。 今借りてるけど、ここまでいいものは自分でお金出して買わないとだめだ。

今日は激烈に出来の良いものに終始ふれっぱなしで、なんか体が「気」でバチバチいってるような具合でした。 夜はなんだか気持ちに体がついていかず、気持ち悪くなってしまいました。 興奮しすぎは体にダメージをあたえるようです。 

2004-12-19-SUN

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