No.851 山がいて、そして花谷くんと、むけためぽがきた

10時ぐらいにもぞもぞと起き、朝ご飯を山とふたりで食べる。 玄米は玄米だけで食べる(おかずと一緒に口にいれないで単独で食べる)と突然美味しくなるという事実に山がさっそく気付く。 風呂に入りさっぱりして、ポケットチェスを買いにトイザらスへ。 しかしトイザらスにはなんだかでかいクリスタルみたいなチェスセットしかおいてなかったので、2階のおもちゃ屋に移動。 予想通りまさにこれ!という大きさ、値段、デザインのものがあった。 晴子が昨日一緒にお昼を食べようといっていたので電話をすると、竜山というそば屋にいこうというのでぼくらそば好き二人(山はいつのまにかそば好きになっていた)盛り上がって晴子を迎えにいく。 新生「サンデーブース(晴子やもときの写真の会社)」をちらりと見て、竜山へ。 晴子おすすめのつけそばを頼む。 少しおくれてもときとみつくんも来た。 そばはつゆにつけるよりもそのまま食べた方が断然おいしくて、ほとんど蒸籠から直接食べた。 しかし山形はうまいそば屋がありすぎる異常な町なんだと最近つくづく感じる。 無印の本部のそば好きの人いわく、あちらの超有名店がこちらのそんなに有名じゃない店よりもほとんどの場合美味しくないのだとか。 晴子とわかれ、ふたりで七日町シベールへ。 さっそく買ってきたポケットチェスで生チェス。 そこにさぽがバイトを終えて合流。 さらに山の知り合いの芸工大生のゆみゆみが偶然NOVA帰りでやってきた。 ゆみゆみは1月からスウェーデンに留学にいくらしく、3人とてもうらやましくその話を聞く。 ゆみゆみが帰り、ぼくらも家に帰り、バイトを終えためぽが家にきて、4人でしばらくまったり。 8時にさぽとめぽはめぽの送別会(めぽは無印を今日でやめた)に出かけ、ぼくと山はふたりで昨日の残りの食材で水炊きを楽しむ。 残りといっても昨日さぽが入れ忘れた鮭と鱈があるので昨日よりも断然豪華である。 食べながら、山からおみやげでもらったエチゴビールのヴァイツェンを飲む。 夢にまで見たこのヴァイツェンは、ぼくの想像をはるかに超える美味しさで、感激した。 ビールなのに、後味がすっと甘いのだ。 ホップの苦み、香りが口の中に当然ふわっと気持ちよく広がるのだが、飲み込むのと同時にすぅっと消えていって、そしてあとには心地よく爽やかな甘みだけが残るのだ。 驚いた。 さすが別格だこりゃ。

お腹も膨れ、まったりとウルルンなどをみて楽しんでいると、さぽがめぽと花谷くんをつれて帰ってきた。 花谷くんは関西出身、音大で声楽を学んでいたんだけど、そのコネクションワールドとナルシス空間に皮肉な面白味こそ感じたけれど自分のいる場所じゃないと悟り、芸工の修復科に入り直した芸工大一年生で、さぽから話を聞いていて前々からぜひ遊びたいと思っていた、とても賢く気持ちの良い人。 偶然にも山が学生時代住んでいたアパートに住んでいたことや、男三人とも典型的なB型ということで話もはずみ、ものすごくおもしろい夜になった。 いってることや感じ方が、ほんとにまったくブレなく一致して、このメンバーが勢いづいちゃうとある意味で国家の基盤がとても危険だというぐらい確信的(←これがたちがわるい)愚痴話が爆発した。 そのうちさぽが寝て、めぽのキャラがちょっと変わってきた(いつになくアグレッシブというか辛辣というか、とにかく気持ちの良いあけっぴろげ感がついにでてきた)のがとても面白かったのだが、時間も遅く、花谷くんは帰り、みんな寝ることにした。 ぼくも山も、もっともっと花谷くんとこのぎらりとしためぽと話していたかった。

2004-12-26-SUN

SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送