No.860 すばらしい最終日

今日は朝からモス読(モスバーガー読書)中心に外で遊ぼうぜとふたり盛り上がり、午前中からでかける。 出発してすぐにさぽが、こないだ山とぼくのふたりでいったイタリア料理の店にいきたいというので、お昼には早いがその店のある旧休暇センター方面へむかう。 11時ぐらいについたがやはりまだ準備中、勢いですぐ近くにあるアイススケート場にいって時間をつぶす。 ふたりとも生まれて初めてのスケート。 ヘルメットをかぶり、わくわくでリンクに出たのだが、なんだこりゃ? まともに立てない。 刃にまっすぐ体重をおろすことができす、どうしても足首が内側に折れ曲がってしまって刃がハの字になってしまう(足の内側で地面に立ってしまう)。 なんで? まっすぐ立とうとしても、バランスとるのが不可能と感じるレベルでむずかしくて、まともにすべっている人が信じられない。 一方さぽはなんの苦もなくまっすぐに刃の上に乗ることが出来て、10分もしないうちに普通につーつー滑り出した。 負けず嫌いなぼくはいろんな人を観察してなにがおかしいのかあれこれ試して、いろんな重心のかけかたや意識の持っていき方をあれこれ試すが、どうあがいても足首がくにゃっと折れてしまう。 まわりを観察するもここのところにこんなに苦労している人は見あたらない。 なんなんだろうか? 思い当たるのは、ぼくの異常なまでに湾曲したO脚。 膝なんかもちろん付かず、しかも膝からの外側への広がり方が半端じゃなく、鏡で足の形を見ると自分でもぞっとしてしまうほど。 膝上と膝下は同じ直線上になく(膝を境にガチャンと外側に足一本分スライドしている感じ)、おかげで普段から膝の内側への負担がすごい(最近ではあるいてるだけでいたるところからポキポキ音がする始末)。 このおかしな重心のせいで、普通の人がそれほど考えなくても刃にまっすぐ荷重をかけれるところがぼくは異常なまでにバランスをとる必要があるのではないだろうか? さぞくやしかろうと、さぽがいろいろな角度からアドバイスをくれるが、新たな意識や筋肉の使い方を試せば試すほど、この足首にはいる脛の異常な角度に原因が収束していく。 ぼ、ぼくは一生スケートがすべれないんだろうか???  おもえば小さい頃から短距離のフォームの歪みを指摘されたり、スキーがどうしても上手くならなかったりと、足(脚でなく足部分)の微妙な角度が重要になってくるような種目だけが極端に苦手だったわ。 これか?    結局手すりにつかまりながら歩き、たまにハの字のまま果敢に滑り出して足がすごく痛くなってまた手すりに戻りを繰り返して空しく時がすぎた…  

スケートに対する絶望を感じながら、ランチタイムの始まったさっきの店へいき、パスタランチを食べ、おなかもいっぱいになり、さて、いざメインイベントのモス読へ。 さぽは英語の勉強とマクロビの本、ぼくはバンブラと島田で思う存分楽しむ。 帰る間際にバンブラの作曲モードが出現し、そのタッチパネルをフルに活かしたシーケンサーの使い勝手の良さに大感激。 8TRポータブルシーケンサーとしてこのソフトのためだけでもDSを買った甲斐があった。 すごいよこれ。  店をでたものの、ふたりすっかり気分が高ぶってしまっていて、このまま帰るわけにはいかないとあちこちぐるぐる。 しかしこれといって刺激的なイベントも思いつかず、どうしようかと困っていると、さぽがユニクロにいって例のNASAがなんだかしたフリースみいこうぜと提案。 それはいいとすぐにユニクロにむかう。 駐車場の空きがなくてグルグルしているとじゅんこから電話。 しんのすけもいっしょにみんなで夕食食べに行こうぜとのお誘い。 おお、いっきにまわってきた。 じゃあユニクロひやかしてからいくねと約束し、店内へ。  outlastという会社で開発した、そのすさまじい保温性をほこるシリーズ、そのなもoutlast。 ぼくとさぽは、フリースの上下とインナーのタートルTをそれぞれ購入。 これですこしでも早朝ヨガが快適になればいい。  遅くなったのでいそいでとしみつ宅へ。 5人でエスティマに乗り込み、七日町の駐車場にクルマをとめ、ソウルソウルという最近できた韓国料理の居酒屋へいくが30分待ちを告げられ断念、ミョンドンという別の韓国料理屋へ。 みんなちょっと変わった美味しいモノが食べたい気分だった。  七日町の夜の光のなか、みんなに遅れをとってしんのすけのちっこい手をひいて歩くのがとても楽しい。  しんのすけはタバコの自販があるたびに立ち止まり、チョキを口につけてタバコを吸うマネをする。 だからぼくがプハーッと吐くところまでやってみせると、それがたいそう気に入り、ものすごくダイナミックにアレンジしたプハー!!を数歩くたびに披露。 なんだこのかわいすぎる子は。 くれ。   ミョンドンでも小僧は大暴れで、従業員の韓国ミセスたちにたいそうかわいがられ、帰る頃にはジャコの乾きモノをもらって左手にしっかり握りしめ、たいそううまそうに食べていた。 ところでこのミョンドン、めちゃめちゃ美味しい。 ぼくはこのビルはシーロムとチロルぐらいしか食べたことがなく、特にシーロムは一時期とてもはまったのだが、まさかさらにこんな美味しい店が入っていたなんて。 ここに飲みにくりゃいいんだ。 知らないだけでいろいろあるんだろうな。 ビビンパもチヂミも抜群に美味しかったが、春雨と肉の腸詰め料理「スンデ」というのが珍味好きのぼくらの心を最後にがっしりとつかんだ。

家に帰り、さっき感動したシーケンサー(DS+バンブラ)をどうしてもいじってみたくて、中村一義のバンドスコアをひっぱりだして「魂の本」を打ち込みはじめた。 コツをつかんできたらさらにこのシステムとインターフェースのすばらしさに気付かされ、再び感動。 明日は仕事始め=早朝ヨガ復活の日なので5時起きだというのに、ひさしぶりのこの「打ち込み」という作業があまりに楽しくて、1時すぎまで頑張ってしまった。 8パートあるとはいえ、ドラム以外は1パートに1音しか使えないから和音のトラック分散や間引きをしっかりと考えないと曲の雰囲気がでない。 そこがまたこちらの編集欲をくすぐるじゃない。 いや、あつい。  スケートに絶望したことも含め、なんと充実したすばらしい正月休み最終日だったことか。

2005-01-04-TUE

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