No.865 米沢、山形。

とてつもない量の野菜をいただき、傘地蔵しげっつ、米沢へ。 いつもいつもありがとございます。 大っ変お世話になりました。  栗子を抜けるとやはり別世界。 雪が大嫌いなさぽは次第に心のせまい人間へと変貌することを自ら宣言。 よねざわっこのぼくはこのぐらいではまだ驚かないでいられる。 が、雪深い。 福島とはまるで世界がちがう。  家につき、米沢にまで大量にいただいた野菜を下ろしてなにがなにかを説明する。 大根だけでも4種類くらいもらった。  昼御飯にお寿司をいただき、食後じいちゃんの部屋にじじ父母姉ぼくさぽの6人が集まり、お茶をしながら談笑。 この2日で胃袋がふくれたのか、お菓子がとまらない。 父が床屋にでかけ、ぼくは下宿の玄関の屋根につもった雪下ろし。 せまい上に、すべての雪を落としてしまうと屋根がツルツルであぶないため、ある程度の厚みを残して踏み固めながらの作業となり、なかなか苦戦。 しかも正面には落とすなとの母からの指令がまた作業を難しくする。 智慧と筋肉をフルに使い、なかなか早く作業終了。 汗でなかからびっしょり、雪で外からぐっしょりで、これは風邪をひくとすぐさま衣服を脱ぎ、着替え、乾かす。 乾いたところでおいとまごい。 雪がただならぬことになってきていて、暗くなったらとても怖い帰り道になってしまうというので急ぐ。  それほど恐ろしくもならずに無事に山形に到着。 ミミにあやまり、あたため、めで、ごはんをくれたら勢いでモス読いこうかといっていたのだが、また寒くてくらい部屋に残してでかけることはとてもできずに今日はのんびり3人で家で過ごすことに。 最初はひどく不平不満の叫びをあげていたミミも、次第に現在の幸福を存分に楽しみだす。 昨日一昨日とのギャップも手伝いこの上ない安心幸福の体でゴロゴロいっているミミはこちらをも幸福にしてくれて、さらに幸福になったぼくらは感謝の意もこめてさらにミミを全霊の愛情でもってめでるものだからまたミミは強大な幸福につつまれ、その夜我が家は雪だるま式に幸福が増幅していき、せまい家に入りきらないほどの幸福に窒息してしまうところだった。 

2005-01-09-SUN

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