No.883 「マリコ/マリキータ」のおかげで気分がいい

あんまり寒くてどうしても布団からでれずにヨガを断念。 くやしい… がんばって今日やっていれば、こんなに悪環境でもやったぞ!というこの先頼もしい輝く基準碑を打ち立てることができたろうに、なさけない…  こうやって意志弱く妥協するのがいちばん最低だ、自己嫌悪だ、へこむ。 そのせいで一日からだがギチギチでつらかったのが戒めとなってかえってありがたいくらいだ。 法による刑罰というのは犯罪者にとって罰というよりは救済としての機能が大きいなとおもった。

めずらしく会社帰りに自発的にオーバンに電子イオン水を補充に立ち寄り、タンクみっつ分満タンにして、帰ろうとおもったらさぽから「英語で遅くなったから御飯を作りたくないので外食としゃれこもうぜ」コール。 まあおではそれでもかまわんぜと、いつも英語あとに迎えに行くローソンというコンビニエンスストアーでちゃんすを拾い上げ、どこにいこうか迷ったあげく、ひさしぶりのエコーへ。 なんだか最近ストレスのせいか外食率が高く食が乱れてきているが、そうはいったって以前の肉食時代と比べれば動物性タンパク質摂取量は1/1000ぐらいになっているはずで、ならばこんなときぐらいと、これでもかというほど憎憎しい、もとい肉肉しい「ホロホロ鳥の骨付き肉」なんてのを頼んでしまった。 さらにフランスパンまるまるつかったガーリックトーストにちゃんすの残したシーフードドリアと、ちっといっきに食い過ぎた。  ちょっと反省しながら家に帰るとぼく宛の身に覚えのないちいさな小包、開けてみると池澤夏樹の「マリコ/マリキータ」。 そうだ、これだけユーズドだったから直接出品者個人から送られてくるんだった。 やった! 昨日から読むモノがなくてどうも手持ちぶさただったせいか道を歩いているときになんか身体に不安定なイメージがつきまとっていたのだが、これを手にした途端にびしっとバランスがもどった気がした。 ひょうしが予想外にかっこいいのでカバーを外さずに読もうと心の中で決めるとうれしくてうれしくてそれが次第に音楽みたいな心に育ったのでこれはと急いでバンブラをアンプにつないで遊ぶ。 「ここのところ腐っていた気持ちが200エンの本ひとつで一瞬にしてこんなに晴れやかに変わるなんてすばらしいなー」という歌を即興でつくり、バンブラのこれまたドラムインプロバイゼーションにのせて家の人と猫に聴かせてやろうとおもったけれど、どうもさいきんキセルのファーストアルバムがツボで車の中でずっと聴いているもんだから即興の曲もその中の一番のお気に入り「星空」に似てしまい、そこのところを指摘されたらせっかくのこの晴れやかな気持ちが一転、暗黒殺人モードに切りかわりゃしないかという不安が一瞬目の裏のあたりをくすぐったので、そういう予感は大事にして発表は取りやめにしてすぐに寝た。

2005-01-27-THU

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