No.901 ミミが急に死にそうになった

昨日さぽが突然買ってきた「のだめカンタービレ」がおもしろい。 さぽが漫画を買ってくるなんてすごくめずらしい。 ピアノの森というめちゃくちゃおもしろい音楽漫画にはまったときに、音楽漫画繋がりで耳にしてちっと気になっていたから不意に読めてとてもうれしい。 予想に反してオバカ漫画だったが。  メテオスでもえ、のだめに笑い、そういえば100sのアルバムを買っていなかったと昭和にいき、購入。 ドイツのジャズエレクトロニカグループ「カマーフリマーコレクティーフ」の新譜をうっかり視聴して、完全に心を持っていかれ、30分ぐらい聞き惚れ、それも購入。 やばい。  さっそく会社にいってipodにいれ、それをもってモスにいき、昼食、のだめ、池澤とたのしむ。 バビロンに〜とカマーフリマー〜の融合が心地よかった。  家に帰ってミミと遊んでいると、高いところから降りるときにミミが着地を微妙に失敗。 こんなことは普段ありえないので、羽根でじゃらしてみて様子をみる。 氣持ちはとても健康そう。 しかしなんとなく体がついていってない感じ。 でもジャンプ力も落ちていない(大好きなトイレのタンクにひとっ飛びで乗れる)し、食欲はあるし、変だといってもよくよく注意してみてやっと分かる程度だったので、とりあえず気にしないでほっとく。

さぽを迎えにいき、そのまま買い物を済ませ家に帰る。  ミミは夕飯もがつがつと食べ、歩き方もいつものとおりで問題なさそう。 そのうちぼくの傍らですやすや気持ちよさそうに眠りだした。 2時間ほど炬燵で遊んでいると、さっきのっそり起きてどこかにいったミミの方からバタッとすごい音が。 あわててそちらを見ると、なんとミミが口から泡をふいて全身ガクガク痙攣したようになっている。  やっぱりおかしかったのだ。  もうぼくもさぽも顔面蒼白。 家から出していないのに、朝までなんともなかったのに、いったいなんだというんだろうか? 後遺症が春になってでてきたのだろうか? 前回学んだ時間が勝負ということをふたりとも忘れておらず、すぐさま病院へ。 お風呂にはいっていたとおもわれる先生が良い匂いをさせて、顔を上気させてミミをみてくれる。 お休みの所申し訳ない。  もうミミは狂牛病の仔牛のようなみちゃいられない悲惨な歩き方で、ほんとに見ていて辛い。 先生は意外と冷静で、何がどうだとか原因はこうだとかはなにもいわないが、「一刻を争うということではないから注射して帰っていい」という。 目の前のミミの悲惨さは変わらないのだが、先生にそういわれるととても安心する。 注射を4本ほどぶち、薬をもらい、なんだかんだで10000円近くかかった。 あちゃーと思うものの、一方でいくらでも払える氣持ちがあるからすごい。  楽しみにしていた日曜洋画劇場を邪魔してほんとにごめんよ先生。  家にかえってしばらくして、ミミがトイレのある洗面所の方に歩いていき、そこですごい声でなきだした。 ものすごく苦しい声。 あわててふたりかけつけると、さっきよりいっそう痙攣がひどく、全身がグラグラビクビクいってよだれをだらだらだらだら垂らしている。  正直、もうこりゃダメかもしれんとおもうくらい、地獄のようなありさまだった。  ひととおり吐いたら少し落ち着き、暖かいところで眠らせる。  ちらちらと気になって顔をみる。  1時間くらいして、目をさまし、顔を上げたときの雰囲気がちょと違うとおもった。 なんだかすっきり、凛とした表情。 すっと軽快にたちあがり、ととととっとあるきだす。  さっきまでと全然違う!!  あきらかに良くなっている!!!  よかった!!!!!  ぼくもさぽもほんとうにうれしくてうれしくて、うれしくって、うれしくって、ああ、よかった。  ほんとうによかった。  なんだったんだ、ミミ? なにがどうしたんだ?

2005-03-13-SUN

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