No.903 慣れてきた

とても気持ちのいい朝の様子に、ひさしぶりに歩いて会社へ。  楽しい。  やっぱりぼくは歩くことが大好きだ。 BGMにおとつい買った100sをかけてうきうきと歩いていく。 当然花粉症はひどいことになるが、どうでもいい。 断然この気持ちよさの方が大切だ。 花粉がこわくてせっかくのこの季節に家に中にこもっているくらいならば杉林けやき林にでも遊びに行ってショック死した方がいいじゃないかと。  まあ実際には都会の花粉の方がやばいらしいけれど。  具体的な症状としては、20分ほど歩くと頭が痛くなりはじめ、目がしぱしぱしてきて、そのうち左肩にまったく身に覚えのない刺すような痛み。 人の体はおもしろい。

朝夕とあびるほど花粉を摂取して強烈な症状に耐えていたら、だんだんと慣れてきてその刺激が気持ちよく感じられないこともないぐらいになってきた。 しめた。  慣れたといえば、ミミがいつも嫌がる粉薬をうっかり美味しく感じ始め、いつもなら口の横から歯茎のところに粉をスプーンで落とすと嫌がって口をあけて大半をこぼしてしまうんだけど、今日はうっとりしたような様子でゴロゴロいいながらうまそうにペロペロ味わうようになめていた。 気持ち悪い猫だ、うちの猫は。   さて症状になれてきたとはいえ、妙な眠気だけはどうにもならず(というかその症状をM的に楽しんだらつまり寝るしかなくなる)、いつもなら一番しゃっきり集中して長時間読むことができる「風呂読書」がなりたたない。 こまった。 気づくとカクカクいっていて、よくぞ本を湯船に落とさないもんだと自分に感心する。 マシアス・ギリは600ページ以上ある長編なので、一回の量を多めにしてなるべく細読みしないでドカ、ドカ、と楽しみたいのに、これではいかん。 ぬー。

2005-03-15-TUE

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