川沿いを散歩。　もうシャツに薄手のコート一枚でも寒くない。　反って家の中の方が寒いくらいだ。　　河原から見る北にそびえる山脈の美しさにしびれ、あんまり外が気持ちいいのであえて中で遊ぶことにして家に帰り、漫画を読み、ギターを弾き、さぽを迎えにいき、モスにいき、くっちゃべる。　雑誌「自休自足」でストローベイルハウス（柱も無しでわらブロックを積み重ねて壁を築き、そこに土を塗る建築方法で、とても安く簡単に作ることが出来る家。　ほとんど自然物しか使わないので、環境にも体にも最高で、断熱効果、防音効果にとんでもなく優れる）の特集をしていて、その理想的な家づくりの考え方に心打たれる。　ほんとにただただこういうことがしたい。　こういう智慧やノウハウ、スキルが欲しい。　こういう考え方をしっかと持って、それを実践して生きていきたい。　いつしかふたりもりあがり、ほんとにこれから何をどうしてどう生きていこうか語り合う。　まずはそのベクトルにそった小さいことからコツコツとやって、自分らだけで頭でっかちにならず、いろんな人からいろんなことを学んで（とにかく体験しないとだめだ）、自分らの理想から離れていってしまうような目先の欲望はちょっとずつでも生活からカットしていって、そろそろブレをなくして、いままで培った情報編集能力や準備力、無理難題乗り越え力、忍耐力等を駆使して、実際的・直接的な生活力を養おう。　そして英語はお互い絶対に使えるようになろう。　さてじゃあさしあたって本で紹介されている手作り織り機でもつくってみようじゃないか！ということになり、ジョイであーでもないこーでもないと材料を揃える。　久々に糸鋸売り場なんかをじっくり見ると、じつに楽しい。　いろんな道具が欲しくなる。　いろいろなものを作りたくなる。　　フレーブにいってパンを買い、おはぎをいただき、家に帰ってパンを食べる。　ちゃんす先生がさっそくミニ織り機を作り始め、ひとりじゃ厳しいところをちっと手伝い、大方出来たところで力尽きて寝る。　大工仕事がしたくなる。　休み１日では足らない。

2005-03-20-SUN