No.914 マシアスおもしろい

マシアス・ギリが面白くなってまいりました。 すっごい変な小説です、これ。 「ことん」とハマルと、あまりにも気持ちいいやり口です。 このひとの描く女性の霊的優位、不思議現象があたりまえに日常に溶け込んでてこれが普通でしょうという空気が大好き。 変態性というと乱暴だが、保坂の「明け方の猫」で感じた類のある種の意外な前衛性(普段が保守的というのでなく、前衛的前衛)と似た、ぎらりとした面白さ、なんの制約もなしに伸び伸び好き勝手に大好きな世界像を書いたらこんな奇妙な質感ができちゃいました的な気持ちよさがある。 これは良い意味で池澤作品としてすごく異質だ。 かなり面白い。 ちょこちょこ現れる「バス・リポート」がまたいい。  夜は昨日発売のどうでしょうDVD第5弾をみながらビールを飲みました。 だんだんどうでしょうらしくなってきました。 韓国編はかなり良い線いっています。 が、まだみんなきもいです、さぶいです。 大泉はやっぱり余裕が無くなってからがいいです。 気をつかっている顔はみれたもんじゃない。

2005-03-26-SAT

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