No.946 偶然にもほどがある

いろんな笑ってしまうような出来すぎた偶然を数々体験し、人はなにか大いなる意志に導かれているのだなぁなんて電波くさいことをすっかり当たり前のように受け入れるようになってしまったぼくとちゃんすだが、今回のはすごすぎる。  日記をずっと読んでくれている人は知ってのとおり、ちゃんすの最近の一番の興味の対象は「綿栽培」とそれを紡いで作った綿糸でもって自ら布を「織る」ことなのだが、まず白鷹の自給自足な二人、ようこさんととしひこさんの登場がおもしろい。 かれらは綿ではなく羊毛なわけだが、自分らで糸を撚って織ることは同じで、明日遊びにいくのも半分はそれを教えてもらいたいというのがあるわけで、このタイミングでこのふたりと知り合えただけでも、まあ相当出来すぎなんだけども、なんと今日、さらにすごいことがおこった。  最近隣の家に新しい人が引っ越してきたみたいで、その気配はなんとなく感じていた。 この家は入れ替わりの回転が早く、そのあまりの早さにぼくらは「建て替えの間の仮住まいとして貸しているんじゃないか」と予想をたてて納得していたぐらいなので、引っ越し自体はなんともおもっていなかった。  しかし玄関にかかげられた、なにか「モノづくり」的な匂いを放つデザインされた「プレート」が、ちょっと気にはなっていた。 だってそこにはほかでもない「織物」という文字が見えるのだから。   ほんで今日、会社にいるとちゃんすから大興奮の電話。  なななんと、越してきたのはまさにそのもの「織物教室」だったのだ!  そんな馬鹿な、というぐらい出来すぎた展開に、ぼくはそのふたり(引っ越してきたのは女性二人)がついこないだまではこの世に存在しなかったんじゃないか、そういう「運命」みたいなものを司る担当の神が、ちょっと張り切りすぎて無理しちゃったもんだから、歩いたあとにドロ人形とばれる土がぽろぽろ落ちてるんじゃないかと、そういうことを普通に勘ぐってしまった。 だって、安っぽいドラマじゃないんだからこんな脚本書いたら「あまりにもうそくせー、ご都合主義にもほどがある」つって没にされるから。 そのくらいのタイミングだから。 毎日「綿、織物、綿、織物」騒いでるところに、お隣さんに「織物教室」が越してきたて…    もう当然さぽはもりあがり、たぶん今頃さっそくおじゃましてるんじゃないかしら。  いいなー。  向かいにストローベイルの家に住む伝説のフライフィッシャーでも越してこないかなー。

2005-04-27-WED

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