No.960 全部つくればいい

今週はずっと寒くて寒くて、会社でカラダが底冷えしてしまってたいへんだ。 まるきり冬の格好で丁度良いくらい。  さて今日はいつも目分量ではかっていたキャスティング練習の飛距離を、会社にあった50m計れる特大メジャーでもって正確に計ってみた。 すると今まで10m強とおもっていた長さが実は15mあることがわかり、知らず知らずに自分は3番ロッドで15mを操れるようになっていたんだと嬉しくなる。 目標は20m。 本当は練習するならもっと高番手の堅いロッドがいいんだけど、とりあえずこのやわらかな3番でいけるところまでうまくなってやろうというのを楽しんでいる。 毎日やっていたら知らず知らずに竿を振る右腕にも筋力がついてきたようで、ダンベルでウェイトをすると左右の筋量の差に我ながら驚く。 左は人間の域に達していない程の非力。 昔から筋肉が太くならない体質だったけど、細いだけでなくここまで力がなくなっていたことにがっかりし、そのがっかりを燃料に日々ダンベルカールやらサイドレイズにはげむ。 可能限界高負荷と、関節を壊してしまうオーバーウェイトの隙間を慎重に探りながら、フォームを研究。 ダンベルの正しいフォームを習得するだけでもひとつのスポーツだってくらい深く、難しい。 なんでも踏み込むと思いもかけなかった体系化された深い世界が広がっていて、驚く。 ゆえに慢心は、無知ほど大きい。 世の中それがおもしろく、おそろしくもあり、欲張ると絶望する羽目になる。

ところでちゃんすが育てていた自家製いちご酵母による、完全手作りパンが出来た。 いや、ほんとは2日くらい前に出来ていたのだが、書き忘れていた。 ふわふわと元気にふくらみはしないものの、そもそもぼくもさぽもこういうみっちりしたパンが好きなので、大変美味しくいただいている。 さぽは酵母が元気がないので失敗したと思ってがっかりしていたのだが、だめもとでやってみたらちゃんとパンが焼き上がって、とってもうれしい。 よかった。 こんなオマケみたいな電子レンジオーブンでこんだけ出来るんだから、大したもんだとおもう。  風味も良く、程度な酸味がまさにストライクゾーンで、ほのかにいちごの風味がしないでもなく、酵母の元の特性というのはほんとに味に受け継がれるものなんだなと感心。 修行を積んで、さらに重厚な癖のある臭くてごっつりとしたパンを作って欲しい。  次回どぶろくはドライイーストではなく自家製酵母で仕込んでみたい。 完全自家製の、しかも合作どぶろくができるわけだ。 すばらしい。 パンも酒も毛針も服も家具も音楽も家も、全部自分で作ればいいんだ。 ほんとに。

2005-05-12-THU

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