恥骨しそうだったので自転車で会社に行った。　とても久しぶりだったので、ゴミを出してから自転車に乗りに戻ってくるべきか、ゴミをもって自転車に無理矢理のっていくべきか（我がゴミの集積所は会社とは反対方向にあり、車で行くときならば駐車場への通り道なのだが車を使わないときは一度逆方向に戻る感じになる）咄嗟に判断できず、結局一見早そうな後者を選んで結果なんだかグデグデと余計に時間がかかってしまった。　急がばまわれ、釣りで嫌というほど身にしみたはずだが、それでもなかなか身に付かん。　三つ子の魂もにゃもにゃ。　　が、うちから会社まではほとんどずっと下りなので、終始バカみたいなスピードでかっ飛ばすことができ、とても気持ちよく、会社にも間に合った。　ちなみに自転車のときはあぶないのでヘッドフォンをしない。　ほんとに外の音が全く聞こえないやつなのでやばい。　歩きのときだって、聴覚以外のすべての感覚を総動員している。　おかげでそこの曲がり角から車が来るか来ないかは直感的に大体わかるようになってきた。　そういうもんだ。

仕事中、外は明るいのにさらにあかるくなにかぴかっと光ったとおもったら、雷。　空よりも明るいんだよ雷ってのは。　昼真っから空にはドロドロビチビチと気持ちのいい音が響き、いっそ男らしく会社に落ちてもらって全てのデータが消えてどうにもならなくなって倒産しないかしらと期待するも叶わず、帰る頃には姉がしとしと降り始め、緑町に住むちゃんすからは電話で「こちらは姉がざあざあ降っておるがなんだそちらはしとしと程度か、もしかしたらこれからこちらのざあざあがそちらに向かうやも知れんぞ」などと脅しをかけられビクビクしているとそのうち姉はあがり、今だ！今だ！やあ、今だ！と濡れたサドル（ちなみにいまわたくしの耳にはsubtleの新譜が心地よく）にまたがり、朝の位置エネルギーの浪費を思い知らされながらグイグイと登りの帰途につく。　なんだか今日は微妙に帰るのが遅くなってしまって、本当は帰ってからタイイングと池澤とジョアン耳コピとダンベルと風呂と脳トレといろいろやりたかったんだが、圧倒的に時間が足りず、タイイングと風呂と池澤ができなかった。　月曜の夜に満足できないとひきずるのに…　　　　　　ところでちゃんすのいちご酵母第二号はとても順調で、ぶくぶくとガスをだしており、ちゃんすも大変よろこんでおります。　で、その酵母を使ったどぶろくをしこみたいんです。

2005-05-23-MON