No.978 米沢で仕事

実家から出社なんてのははじめてだ。 米沢市役所に車をとめて、しおりちゃんと合流、お客さんのところにいく。 米沢にこんなに広い視野で、誠実にしっかりとものを考えているおっちゃんがいたんだと感激するようなすてきな社長で、2時間弱の打合せは本当に楽しかった(打合せが楽しいてことは同時に大きなプレッシャーが育つ)。 吉田カバンもブレイク前にはここに勉強にきたりもしていたらしく、しかし吉田のようにマスに流行ってしまっていまや10人にひとりがもっていて、クレイジーな層から飽きられるような流れはちょっと違う、が、しかしビジネスなんだからクレイジー狙いだけではおまんまがうんぬんかんぬん、非常によくわかる、ビジネス畑のものつくりが持つ解決不可能な自己矛盾の中にもがく、悲劇的男性的誠実さをもつこの人とは、仕事じゃないところで会いたかった。 広告屋という自分の立場自体が「嘘」そのものだもの。 あー、なさけない。 撮影用に商品を7点ほど借りて、市役所でしおりちゃんと別れ、すぐにタイヤを交換しに近くのイエローハットへ。 40分後にくるからとすべてをまかせてココスランチ。 腹一杯になり、車を引き取り、忘れ物をとりに家に寄り、ほんで山形へ。  ついたらもう4時近くて、それからノルマをこなしたら10時までかかってしまい、月曜から良くないペースだと落ち込む。 もうどこもおいしい夕飯をとれそうなところはなく、弁当もいやだなとガストへ。 池澤の短編「眠る人々」を読みながら、とろろご飯とかき揚げうどんとポテトフライを食べる。 家に帰り、ミミにごはんをくれて、さて、1時間ほど遊べるがどうしようとおもい、軽く筋トレをして、会社で借りたリチャードホールのDVDを見ていたらいつの間にか寝てしまった。  ちなみに今日から三日間ちゃんす先生はおでかけしていていないので一人暮らし。 ミミと。

2005-05-30-MON

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