No.1028 ミミの散歩

ちゃんすが福島に綿をみに帰ったので今夜はひとり、モス読を楽しむ。 が、となりの席のおばやんやえちゃんとそのむすめゆきえとその息子のりょうくんがとてもにぎやかでなかなか集中できず。 これみよがしでいやだったがしょうがないのでイヤフォンで音をさえぎる。 ビルのトリオと町田の組み合わせはねーだろうとおもったが、いがいといけた。 ピアノトリオはたいがいなににでも合う。  家に帰り、ミミが退屈そうだったので前からやってみたかった、リードをつけての町内散歩を試みる。 犬のようにだ。  昼は抱っこしたまま門をでるとおびえて暴れてどうしようもなくなるのだが、夜の静けさは安心するのかおとなしく抱っこされたまま家の前の道へでれた。 道にでるとミミはものすごくうれしそうに向かいのヤマザワの集中セミナー用にたてられたというプレハブが何棟かつらなったおそろしい施設にかけていき、入口前のバリアフリーなスロープにありたっけ体をこすりつけ、もうなにもいらんという恍惚の表情でうっとりとこちらをみてはまたグルンバタンと猛烈に激しく体を地面にこすりつけ、満足行くと隣の棟の入口のスロープのコンクリの上にかけていき、そして同じことをくりかえす。 最初はつれてきてよかったなぁとうれしくそれをみていたが、あまりいつまでも同じところでぐりぐりばたんばたんやってるもんだからぼくはだんだん退屈してしまい、もっと町を歩こうよとリードをくんくんして促すも、リードをひっぱられるとかたくなに逆に力をこめて踏ん張るもんだから、つまりミミの散歩はミミのいくところについていくほかなく、場合によっちゃ塀をよじ登ったり逆に地面と塀の隙間をドレスをビリビリいわせてくぐったりと、とてもはげしいものになってしまう。  大変。  20分ほど外にいたが、結局ミミはほとんどをその施設の駐車場でズリズリゴシゴシこすっておわり、理想は一緒に川の方まで歩いていくという気持ちのぼくとしてはとても不満足なものだった。 ちょっとずつ、一緒に歩く楽しさみたいなものをわかっていってほしいもんだ。 あっちいったりこっちいったり停滞したりしながらも、ちゃんと散歩になってるおばちゃんと猫を前に近所でみたことがあるので、あれを目標にしてがんばろう。 

2005-07-19-TUE

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