さあ先週のリベンジとおもって起きると雨。　がっかり。　がっかりだので寝床でだらだらしながら、血液型についてちゃんすと話し、盛り上がる。　ある血液型について非常に失礼な結論に到達し、むくむく起き出せばいつのまにか晴れているじゃないかっつってあわてて準備して馬見ヶ崎の河原へ。　今日つくるのはラタトゥイユ。　夏野菜をふんだんに使ったトマト煮込み。　前回の場所には先客がいたのでぼくらはその奥。　先週のリアルキャンパーたちが気さくに話しかけてくれるので、猫はどうなったの？ときくと、だめだった、と。　なんでも目がとろけ落ちそうだったらしく、死んだの？との問いはなぜかスルー。　　さぽは野菜、ぼくは火の準備をすすめる。　　しばらくし、突如雷鳴、そして驟雨。　橋の下とはいえ、風が強く雨が横に吹き込み、熱したDOに冷たい雨がかかっては大変とあわてて橋桁の下に火を移動。　堤防からは暗渠の排水がどっどとはき出され、荷物をおいているところまで水がしみてきた。　荷物をすべて椅子にのせ、やりすごす。　30分ほどで雨はあがり、青空に。　となりのパーティーも橋桁近くに移動したので、妙に近くなってしまった。　茄子、ズッキーニ、ジャガイモ、セロリなどの野菜を炒め、ホールトマトをいれ、3〜40分弱火で煮込む。　途中火が弱すぎることに気づき、炭と鍋の距離を無くしてさらに煮込む。　予定より20分オーバーの50分ぐらいで完成。　野菜がいい具合に柔らかくなっている。　　残り火でパンをあぶり、ビールで乾杯。　　うまい！　トマトの汁にまみれた茄子が、ズッキーニがうまい！　ジャガイモは場所によって堅さにムラがあったが、柔らかいところはめちゃくちゃうまい。　セロリがいいアクセントになっていてこれもうまい。　ぼくはこれに塩漬けオリーブ、あるいはベーコンの小さな肉塊があるとさらに次元の違ううまさに昇華するんじゃないかとおもったが、ちゃんすはぼくよりも徹底した菜食主義者なので、オリーブはいいがベーコンはいらんという。　　鍋の残りがなくなるまでおかわりし、大満足でごちそうさま。　次回はタコ飯に決定。

さぽは編み物、ぼくは読書やら散歩やら川遊びで午後の時間を気持ちよく過ごし、暗くなりかけた頃に撤収。　最終日っつーことで我慢ならずに花笠を見に行き、沿道でじっくり楽しむ。　サラシがずり落ちてちょうどぼくらの前でおっぱいぽろりしてしまった女子大生が不憫でならなかったが、ちゃんすいわく「本人は別にどうでもいい」ものなんだそうだ。　みんな隠してるから相当見せたくないんだとおもっていた。　　腹が減ったのと雨がふってきたのとで、お店を探しはじめる。　が、今日は日曜のせいかどこもやっておらず、チェーン店の飲み屋でご飯ものだけ食べようとなり、ソウルソウルでビビンパとチヂミと生春巻きを注文。　酒をのまなけりゃふたりで1500円ちょっとですんでしまう。　レジのおねーちゃんが金額にびっくりして一瞬間があった。　　家に帰ると実は今日一日中我慢していた二日酔いの頭痛と気怠さが一気にあふれ、ソファーに倒れるように眠る。

2005-08-07-SUN