No.1145 お好み焼き祭

まだなんとなく体がだるい気がするが、どうしても河原に行きたくなってふらふらとでかける。 普段車でとおりすぎるエリアにけっこう大規模な公園があることにいまさら気づき、駐車場に車をとめて芋煮客の間を練り歩き、いくつか堰堤をみているうちに無性に釣りがしたくなる。 ここいらの堰堤は子供が水遊びしていてとても釣りなんて成立しないので、人気がないもうちょっと下流までおりていき、ぐっとくる堰堤下の淵を発見。 すぐにリサーチ、小ぶりながらも大量の魚を確認、うんこがでそうなので一度家にもどりうんこをし、ウェーダーを着て再度先ほどの堰堤へ。 まだイブニングのウハウハ状態には早いので、淵は最後にとっておいて、もうちょっと下流からゆっくり釣り上がる。 すすきに囲まれたエリアに川音が聞こえたので、むりやり藪こぎして突入すると、静かな水面の、ものすごく綺麗な広い流れにでた。 感激。 ここだけ妙にトンボが飛んでいて、竿先を足場にしようとこぞってぼくの頭上に群がるのがかわいらしくてたまらない。 キャスティングしたフライをトンボがつかまえて飛んでいった時など、そのあまりの気色よさに失神しそうだった。 フライが空中にホバリングするこの現象は、話には聞いていて、とても素敵だと感じ、フライをする上でのひとつの夢だったのだ。  ゆっくりと静かに、キャスティングそのものを楽しみながらつりあがり、小魚の果敢なアタックにワクワクがつのる。 アタックは非常に多いのだが、あんまり小さくてほとんどがくわえることさえ出来ず、たまにうまくくわえてくれたとしても、あわせがでかすぎて後方に吹っ飛ばしてしまい、と、いつぞやの下流でのハヤ釣りを思い出させるような釣り。 堰堤についたがまだまだ日暮れは遠く、竿をおいて石に腰掛け、本を読んで時間つぶしするが、どうもこれでは約束の時間に間に合いそうもないと判断し、イブニングライズ目の前にして納竿。 釣果は後方吹っ飛ばし二匹(極小)、すなわちボーズだが、実に楽しかった。

家ではすでにちゃんすがお好み焼き祭の準備に取りかかっていた。 今夜は新潟から山貝くん、福島からちかちゃんが泊まりにくる。 7時にちかちゃんが駅に着くというので家にちゃんすを残してひとり迎えにいく。 無事ひろいあげ、戻ると、すでに山も着いていた。 ほどなく、お好み焼き祭開催。 明日はぼくの誕生日ということで、ちかちゃんが発泡ワインと、手作りのチーズケーキを持ってきてくれた。(山からはかんずりという辛みそをもらった。) ワインで乾杯し、さっそくお好み焼きをたべる。 うまい。 きょうはオタフクのホームぺージから3種類のお好み焼きをチョイス。 生地には山芋や天かすが練り込まれ、茄子やモチ、チーズなどの具材が実に美味しい。 お好み焼きに満足したころに、ちかちゃん作のチーズケーキに、持参のブルーベリーソースをかけていただく。 うまい。 地体がチーズケーキ好きで年に何回も焼くというだけあって、ほんとにうまい。 ちかちゃんはちゃんす先生の高校の後輩で、実際には数回しか遊んだりしたことはないらしいのだが、お互い相手になにかただならぬものを見出したようで、いまだに関係が続いている。 ぼくも数回顔を合わせたことはあったが(こないだの高木正勝の時のちかちゃんはこのちかちゃん)、こんなにゆっくりちゃんとお話するのは初めてで、おもった以上のキレたキャラに心ときめく。 東京に何年も住んでいたのに、新宿が山手線のどの辺かなどということはついぞ考えたことがないというような娘で、それでいて銀座のYsで働いていたという、そのバランスがとてもおもしろい。 山はいうまでもなくぼくらむかしから大好物なわけで、こう楽しい時間を過ごしちゃうと、もうちかちゃんも山も、みんなうちに嫁にくればいいとおもってしまう。 なんで男と女、とかひとり、とか決まってるのか?? 気に入ったひとら、どんどん追加で結婚できちゃえばいいのに。  気づけば4時までしゃべっていた。 それでもちっとも眠くないからすごい。

2005-09-18-SUN

SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送