No.1172 ちゃんすのじいちゃんのお葬式
出棺、火葬、そしてお葬式。 昨日につづいていろんな人と会った。 のぞみもはやともやってきた。 わたくしの父と母も、じゅんこの父と母も、せいぞろい。 天気は曇りから徐々に晴れていった。 ひろみつのお別れの言葉ははじめ昨夜のふざけた練習を思い出して笑いそうになったが、最後は涙がでてしまって顔の中が変にキンキンと痛くなった。 家にかえって残ったお寿司など食べる(人が多すぎて近しい人らは食事するすきがなかった)。 手伝いの人もお客さんもしだいにいなくなり、身内は飲みに移行。 よしおじちゃんとなみきおとこというちゃんすやその兄弟が大好きな船長の飲み友達がやってきて、じいちゃんを想いながらの宴会。 外からは祭ばやしがきこえる。 何十年も神社をまもってきたじいちゃんの葬式の日が、お祭りの日。 ぼくはしんのすけの相手でなかなか落ち着いてゆっくり飲むことができない。 放っておいたら、なにか固い重い機械で頭を殴られ、まわり中にビールをこぼされ、たれたてのうんこを顔に塗られ、抹香をしこたま振りかけられるのだ。 恐ろしい。 たいそう頭を働かせ、しんのすけを満足させつつ飲みに参加するにはどうしたらいいのか考え、実践。 これは人間のあらゆる面が鍛えられる。 これを部活のように毎日やっていたら、「人の次のやつ」になれる。
2005-10-15-SAT
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