No.1178 風邪で映画

風邪だ。 くるちい。 喉が痛い。 洟がとまらん。 肺がぜーぜーする。 だるい。 風邪らしい風邪だ。 しばらくプールは我慢だ。 で、安静に安静に、映画を見に行く。 「大いなる休暇」。 おもしろかった。 音楽が冗談みたいにベタベタで最初心配だったが(日が暮れて場面が切り替わるときに、RPGで宿屋に泊まった時のような音楽がなるいきおい)、それを方法としてちゃんと消化できている高いクオリティがジワジワ出てきて、みてて気持ちよかった。 牧歌的でリアリティのない、アニメ的な作りで、この路線としての伏線の張り方やオチのつけかた、どれもお手本のように綺麗で感心した。 バランス感覚が秀逸。

腹がすいて、寧々家へいってみた。 まえから気になっていたが、ここにきて酒を飲まないなんて拷問はごめんだと(まして代行などもってのほか、わざわざここにくるために歩いてくるには遠いなどで)あきらめていたのだが、今日はぼくが風邪でぽうぽうしているので酒どころじゃないってんで来てみた。 凝った店内のつくり、面白げなメニューに、ディズニーランド的わくわくを感じ、単純に楽しかったし美味しかった。 さ、はやく風邪をなおして生活を凛とさせたい。

2005-10-21-FRI

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