No.1189 耳浴

ほぼ日のコンテンツはじめての中沢新一がとても面白い。 よんでるうちに、この人の宗教観念がまず欲しいなとおもった。 変態的ないれこみ方と、どこかいいかげんな感じが実に好みだ。 著作をあさってみようかしら。 例のどっかの大学の講義をまとめた五部作か、話題のアースダイバーか。 ただアース〜は東京に思い入れがないとおもしろさ半減か知らん。 

家に帰ると大好物の花谷くんがいて、とてもうれしい。 でかしたちゃんす。 ビールを飲みながら(耳鼻科にいってきたが中耳炎ではなく外耳炎だった。 酒は飲んでもいいのか尋ねたところ、鼻が詰まるが別にいいよとのこと。)、ものをよく知らんがそれがほんとだろうと心のうちでは思っていることなどを心地良いスピードで話したり(つまりしっかりと分類して多岐にわたった知識を整理整頓できているように見える人は、往々にしてそれ自体が目的となってしまい、いろんな興味深いものごとの深奥まではいっていけないあるいは感覚的に震えるべき波長に干渉できていない場合が多く、そういう人たちの語るウンチク、なにかについての印象、意見などはとてもやせっぽっちでひとつも面白くないことが多い、というようなことを、「自分はものを知らん」「しかし知ってちゃいけんと思ってる?」「ニヤリ」ですませることができる、このスピードの快感がたまらんというはなし)、こないだのおもろいおじさん達の対談を蒸し返したり、相変わらず山貝トークを転がしたりしながら、登場した公一船長自慢のカレーに絶句する。 カレー屋をはじめたら、ぼくは福島まで毎週かようリピーターになる自信がある、ほどうまい。 先週打ってもらったそば(しかも新そば!)といい、船長のつくるものは世辞抜きでそうとうクオリティが高いのです。 今夜は思いのほか早く花谷くんが帰ってしまったので、布団にはいって本でもゆっくり読もうかしらとおもったのだけど、やはりぼくは寝転がって本を読むことはできない体質らしく、すぐに眠くなって寝てしまった。 耳鼻科で処方された外耳炎用の填耳薬を片耳ずつたらして10分間「耳浴」というのを寝る前と朝起きたときやるのだが、4滴くらいたらして外耳道の空気がなくなり鼓膜が水没したときの「じゅ、ぼーーーーーーん」という世界の変わり目がたまらなく気持ちいい!! こりゃいいやと10分待機を楽しんでいたのに、ミミが枕元においた薬を転がして遊びはじめたので、なくされちゃかなわんとうっかり起きあがり、耳の中の薬をすべてこぼしてしまった。 ち。  あーそうだ、ちゃんすが髪をきってサラサラちゃんすになってしまいました。 ひっつめだんごはもはやちゃんすの切り離せない記号となっているので、もちろんこれからもひっつめで描きますが、不憫なので今日だけサラサラちゃんす。

2005-11-01-TUE

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