No.1191 ラッコになった

おきたらすでにちゃんすはバイトにいき、じゅんこがしんのすけを家においていったあとで、ゆうやはだいぶ前に目覚めていたようで、テンション高めでその相手をしていた。 としみつも起きて寝袋をたたみ(肋にひびが入っているのでひとりで寝袋で寝た)、その辺にあった手相の本を読み始める。 ぼくはゆうやと組んでしんのすけをいじめあそぶ。 ミミはしんのすけがくるともう悲惨で、終始ソファー下に身を潜めガクガクブルブルしている。 10時ぐらいに皆が帰り、ひとりぽっち。 さてどうしようかしらとあたりをみわたし、とりあえず腹が空いたので弁当をたべる。 本が読みたいなとおもい、モスへ。 途中八文字屋によって中沢新一を捜すがみつけられず、素直にアンカレを読む。 のりにのって一週間で3巻読み終わるはずが、すでに中巻にして足かけ三ヶ月である。 こんな読み方じゃ書いた人間に申し訳がない。 音楽でいったら5秒おきにストップ、再生、しているようなもんで、これじゃあかんのです。 せめて下巻は一気に楽しんで読みます、先生。  しばらくして額と頭皮の乾燥がひどくなり、肘関節の身に覚えのない痛みがそれに追い打ちをかけ、一気に陰鬱な気持ちに。 家にかえり、ゆったり風呂にはいり、乾燥と関節痛をやわらげつつ読書の続き。 ちゃんすから電話がはいり、バイト後にいった織物教室に迎えにいく。 買い物をすませ、家に帰り、昨夜の残りの芋煮など食べ、テレビで細かな物マネに喜び、ゆったりと夜を過ごす。  ここのところの皮膚の状態、それにともない懸念されるプール復帰、得体の知れない全身を回る関節や筋肉の痛み、等々によって軽い絶望感をひきずっていたのだが、お風呂をあたためなおしているあいだ退屈したちゃんすが、元気に貝をわるラッコになったのを見てうんと愉快な気持ちになった。

2005-11-03-THU

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