No.1197 ひさしぶりのレッスン

3週間ぶりに水泳のレッスンを受けた(この三日間は自主練だった)。 いっしょに平泳ぎをはじめた女の子はもうかなり形になっていてくやじい。 よく、「クロールとかあんまできないけど平泳ぎなら結構泳げる」という人がいるが、実はあれは「カエル泳ぎ」という別物らしく、平泳ぎ(ブレスト)は4泳法の中でも一番難しいし体力を使うという。 例に漏れずぼくもカエル泳ぎ=平泳ぎと勘違いしていて、あー平ならちっと出来る、なんてレッスンをうけたのだが、足の使い方からして全然違うのでびっくりした。 手と足のタイミングも、カエルは交互なのに対し、ブレストは手と足が揃う瞬間があって、ぐーんと伏し浮き状態で伸びる状態があるのね。 かなりイメージとちがった。  先生が順を追ってわかりやすく説明してくれるので、やるべきことの概要は理解したのだが、いざすべてを組み合わせて泳ぎ出すとわけがわからなくなる。 気にすることが多すぎて混乱する。 それにくわえてぼくはどうも息継ぎのあとに沈みすぎるようで、これがなんでなのかさっぱりわからん。 先生は「力がはいりすぎてんだね」としかいわず、出来る限り脱力しているつもりのぼくとしては納得いかない、が、足だけのドリルなんかしてると、明らかに「今、なんかいい!」というときがあて、そういう時ってのはうまいこと力が抜けてるんだろうなと考えると、先生もやはりそういうしかないんだろうなとおもい、結局は練習して筋肉や神経に覚え込ませるしかないといういつもの結論にいきつく。 息継ぎつきで、体が沈まずに水に乗れている感じの時が後半に一度だけあって、「うわ、全然ちがう、これだこれだ」とおもった瞬間、同時に水上から先生が「そう、それ、それ、で、もっと足を最後までくっつける」なんつって足をつかんで無理にかかとをくっつけたりするもんだから、上手くできた興奮にくわえて足をもたれてバランスを崩し、一気にリズムが崩れてしまい復帰できなくなってしまった。 ち。  レッスン後もしばらくブレストのキックのドリルをし、そのあとクロールの練習もしようとおもったんだけど、なんだかあれもこれもと分散しちゃうとどれも半端になりそうでどうしていいかわからなくなり、とりあえず板キックを計300mやって帰った。 300mなんて、息継ぎをマスターしてる人=スイマーにしてみたら屁みたいな距離だろうが、25mごとに必死で向こう岸を目指す非スイマーには12往復バタ足つーのはなかなかしんどいもんで、片道いくたびに嫌になってやめようと思った。 が、ここで12往復程度できんでどうして1時間泳ぎ続けることを目標にしてますなんていえたものかと奮い立ち、意地で完遂。 やった。 顔をあげっぱの板キックでは50で足がバンバンになって再起不能になるが、浸顔板キックでこまめに定期的に呼吸をするとかなり続けられることがわかった。  姿勢と呼吸を覚えるのにこれは非常に有効だと感じ、毎回300m板キックを必須ドリルと課そう。  帰り際に、腹の方に空気をため込むことを強く意識してやったケノビで、驚異の9mという記録がでて自分でびびった。 完全に停止するまで粘ったから、自分以外の水流の影響などあったかもしれんが、7mで完全に頭打ちを感じていた自分が、偶然でもまさかこんな遠くまでこれるとはおもってなかったもんだからもっすごいうれしかった。 が、あとが続かず、やはりいつものように5mの赤いラインを過ぎたあたりでぽかっと体が浮いてしまい、あとは惰性で2m、の7mが限界。 なんだったんだ、あの9mは??

昨日からちゃんすが他県に紡ぎを習いにいっていて居ないので、のんびり帰る。 ビデオ屋にまわり、アダプテーションとぼのぼのを借りて帰り、夕飯を食べながらアダプテーションをみて眠る。 ミミがうるさかったり、食べながらだったりで、ちょっと散漫な見方をしてしまってもったいなかった。 これ映画館でみてたらかなり衝撃だったろうな。 いろいろがうますぎる。 客観的に、二次的三次的にみせるエピソードひとつひとつに普通にやられてしまう。 稀釈すればハリウッド映画一本できそうなネタを惜しみもなく原液のままポンポンポンポンつかっちゃうあたりが、黒田硫黄なんかと似た「意識の高さ」を感じさせる。 こういう人は生きてて苦しいんだ、いろいろ。  車両事故の見せ方が今までの何よりリアルで恐ろしい。 このレベルの映像で教習所用のビデオを作るべきだ、とおもった。

2005-11-09-WED

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