No.1198 スーツもろた

今日はちゃんすが山形に帰ってきて、船長のうまいカレーがあるぞと誘惑するのでプールにいかずにまっすぐ帰る。 泳いでる場合じゃない。 家に帰ると久々にたかゆきが遊びにきていて、一緒に興奮してカレーを食べる。 もち米混じりのご飯でたべたらさらに美味しかった。 当然一杯では足らず、家中のありったけのご飯をかき集めてなんとか二杯目を用意してもらう。 たかゆきとのジャンケンに負けたぼくは胡麻塩玄米で食べることになるが、これまた美味い。 ちゃんすはここのところ「コリアンダー」と「ガラムマサラ」がごっちゃになっていて、なんとカレーに「コリアンダー=パクチー」をかけやがっていた。 得意になって「カレーは最後のコリアンダーが決め手なのだにょん」なんていっていたので、不思議に思って、ほうほう、パクチーが意外と合うのか?と尋ねたところ、顔色が変わり、本当はガラムマサラで、最近はずっとガラムマサラを使うべきところでコリアンダーを使っていたと白状。 海馬がいかれているちゃんすにはありがちな間違いだが、それをなにも気づかずにうまいうまいと食べていたこの××××はいったい…

昨日借りたぼのぼのを観たのだが、どうも中途半端にまとめ上げちゃってて、ぼのぼのの魅力であるあのある種宮沢賢治的世界感がうすれて、表面的なぼのぼのネタを「これが好きなんだろう?」的にちりばめただけの安っぽいものになっていたのが残念だった。 シマリスの声も嫌だった。 ゴンチチの音もあまりにも終始なりっぱで、情緒もなにもなかった。 たかゆきを送りがてらビデオを返しにいき、小津の東京物語と竹中の東京日和と筒井のジャズ大名を借りる。 ほんとは東京シリーズつって偶然見つけた「東京ゴミ女」を借りようと思ったが、ジャズ大名をみつけて興奮してそっちを借りた。 東京物語が見つけられず、店員に小津安二郎はありますか?と尋ねたところ、「オズヤスジロウというミュージシャンですか?」と問われた。 パソコンで検索をかけたら見つかったのだが、あれだけ探してひとつの小津も見つからなかったので「どこのコーナーにあったのですか」と尋ねたところ「コメディ」にあったらしい。 ぬー。 ここまででも相当な収穫だったのだが、さらにたたみかけるように「白黒ですけど大丈夫なんですか?」と問われた。 大丈夫の意味がわからない。 しかも「大丈夫なんですか?」の「なんですか?」という問い方のニュアンスがこれまたたまらない。 ひとつもはずさない。 北町ツタヤ、かなりレベル高いですぜ。

たかゆきを家におろし、そのまま花谷宅にちゃんすが今日つくったという箒(箒草を束ねたもので、かなりかわいい、そして使える)を届けに向かう。 すでに12時をまわっていたので、ぼくは会っちゃうと興奮してまずいからと車で待つ。 ところが戻ってきたちゃんすの手には、こないだ急に花谷くんがぼくにくれるといったスーツ(ピエールカルダンの昔の相当上質なやつ。めちゃめちゃ気に入って買ったのだが肩が狭すぎて着れないので貰い手を探していたという)が!! これはお礼を言わずに帰るわけにはいかんと部屋の前までいき、ひとことお礼をいって、今度またゆっくりとと別れ、家に帰る。 家に帰りさっそく着てみるが、全体的にちょっと小さめつんつるてん気味で惜しい。 足もやや腰履きしても裾が足らず、じゃっかん直す必要あり。 しかし、生地も、形も、ほんとにいいものだった。 これはなんとしても活かしたい。 手持ちのシャツもバホつくサイズのものしかないので、タイトで形のいい白シャツがひとつ欲しい。 欲しい欲しいばかりがつのる。

2005-11-09-THU

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