No.1215 インドア

朝起きたらちゃんすが悲惨な顔つきで「気持ち悪くて一睡もできんかったよしげちゃん」。 経験上気持ち悪くて一睡もできんほど気持ち悪いときは、なによりその気持ち悪いのをなんとかしたほうがよく、気持ち悪いのをなんとかするにはまず吐いてみるほかなく、とにかく吐けるかどうか吐いて来なと便所にやる。 数分後、レラレラレラレラ(同時に下ではビタタタタタタタタ)という小気味良い音がして、若干すっきりしたらしいちゃんすが布団に帰還。 熱をはかったら微熱があり、風邪かしら?という判断で、とにかくありったけ温かくして水分を摂ろうぜと布団を一枚増やしてもう一度眠りに。 吐いてあったかくしたらだいぶ良くなったらしく、とりあえず試しにバイトにでるというので車で送る。 どうなるかわからんから電話でれるようにしといてっつーことで、家で待機しながら赤い電車のベースラインなどとって遊ぶ。 だいぶものにして、わー、ギターやなくてベースひきてーなーとおもったところにのんちゃんから電話で「ベースとベースアンプ借りたからギターとあわせてあそぼーぜやっちゃん」。 なんつーGT。 ちゃんすがバイトを終わるのをまって、のんちゃんちいってベース遊びして、で、プール行こうと計画をたてる。 ちゃんすから一時をすぎても連絡がこんので電話してみると、今日は2時までだという。 大丈夫そうかというとだめだががんばると。 じゃ、無理せずがんばり、待機しとるでおわったら連絡しい。 がすぐに折り返し電話がきて、出かけるとき出かけてもらって大丈夫、ひとりで帰れそうじゃき。  ならばとのんちゃんちにでかけ、やや迷いつつも到着、赤い電車やらディアプルーデンスやらヤーブルースやらスーパーマリオやら夏なんですやら弾いて遊んでいると、バイトを終えたちゃんすから電話。 「いまどこにおる?」 「のんちゃんちやけど」 「そーか、じゃ、わかった」 「どないしてん?」 「雨ふってきたから家やったら迎えきてほしかってんけど、ほんならちょっとまってみてあるいて帰るわ」  つって電話を終えたもののやはり気になって迎えにいくからどこいったらええ?と聞こうと折り返すも電話が通じず、無印にももうおらず、どうしようもないのであきらめる。 すぐに天気になったのでまず安心。

プールにはいかずに家に帰ると、ちゃんすは結構元気そうで炬燵でお兄ちゃんのアルバムを聴いていた。 寝んでええのんかい?と問うとあちらは寒いし退屈なのでこちらにおりたいのです、と。 ならいたらええがなと、ふたり炬燵でまったり過ごし退屈なので今日観る予定ではなかった椿三十郎(もうすぐ四十郎)を急遽鑑賞。 用心棒よりもぼくはこっちのが好きかな?と冒頭ではおもったのだけど、最終的な印象はやはり同じような感じになった。 まあ、おもろい。 でもやっぱりテレビドラマの延長だな、ネタも、芝居も、殺陣も。 若い田中邦衛にドギマギした。  ずっと部屋にいてうずうずしてきたので、ビデオ返しにでかける。 「どですかでん」と「八月の狂詩曲」を借りて、先日から微妙にきになっていた、GCの「ソニックメガコレクション」とかいう、メガドライブの名作アクション「ソニックザヘッジホッグ」のシリーズが、なんと7本も収録されているお得感たっぷりのソフトを、さらにお得な1000円台で購入。 これで半年は遊べるわい。 家に帰り、風呂でトルストイ、ぽかぽかになってソニック1をちょこっと遊ぶ。 おもろいなー。 おもろい。 まったく色あせることなく、しっかりおもろい。 しかしいまになってみると、昔のゲームて、コンティニュー回数めっちゃシビアなのね。 セーブないからいっぺんで最後までいかなきゃっつー、男前な仕様が当たり前だったんだもんな。 そりゃ一本一本のゲームへの思い入れがでかいわけだわ。 単なる思い出の美化じゃないんだわ、あの頃のゲームへの情熱やときめきは。  良質な作品への敬意を表し、コレクションものとはいえひとつひとつの価値を重んじ、1をクリアするまで2には手を付けないという厳密なルールでもって長く濃く遊び倒すぞ。  ちなみにちゃんすは夜がふけるほど元気を取り戻していき、寝る頃にはいつもと変わらんほどに回復。 なんだったんだろか?

2005-11-27-SUN

SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送