No.1219 どですかでん

突然の広告サミット参戦を考慮し、今週はプール断念。 いろいろ詰まってしまった。 のんちゃんにベースを返しにいき、ポルチーニ茸のクリームパスタをいただき(めちゃうま)、日曜までかえさなきゃいけん「どですかでん」を観、電車バカの序盤の発車(おそらく発射も)シーンの盛り上がりに度肝をぬかれ、「そうだね」というあの子供のとんでもないかわいらしさとうつくしさに虜になり、誰の子かわからん子供をでかい器で引き受け育てる足りなそうなお父さんに萌え、邦衛の赤い夫婦と兄ぃの黄色い夫婦にときめき、自分ではいっさい働かず、娘まで犯してしまう、究極に「男前」でない父親と、「そうだね」のお父さんである建築インテリ崩れに、男性全体の悲惨なまでの弱さの象徴を見、あらゆる問題を美しく清らかに解決するじいさんになにか嫌みを感じ、やぁ、とにかくおもろかった。 こってこてで、いまじゃ逆に凡庸な感もなくはないが、しかしよかった。 「人間」をぎゅぎゅぎゅと高密度に押し込んだような映画だった。 初のカラー作品だけあって、「色」に対する思いの強さがとても大きく、そして誠実で、これは見て良かった。 おもろかった。 ラストも実に美しかった。  ところで黒澤をここのところ続けてみていておもうのは、おそらくぼくは完全に小津寄りだろうなということ。 ただ、小津にしてはハイソな家庭を扱っていないという「東京物語」しかみていないので、小津よりさらに木下なのかしらと、外情報からは予想してる。  なんにしても続けて同じ作家、そしてその周辺をあまり飛ばずにさぐるという遊び方はどんなものにおいてもとても楽しいし、ぐっと入ってくるですね。 楽しです。 入ってくるのは楽しです。 入ってこないとつまらなす。   どっですっかでん、どっですっかでん、どっですっかでん、どっですっかでん、どですかでん、どですかでん、どですかでん、どですかでん、(前方に人)ふぉ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!! 

2005-12-02-FRI

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