No.1223 さて

昨日一昨日は行きたくて行ったものの、結局体も精神も休んでないみたいなしんどさで、一日の労働がつらかった。 くわえてここのところ重たい仕事がどんどん重なってきてて、気が重い。 休みが欲しい。 幸い10日の撮影はなくなったので今月唯一1週間に二日休める週ではあるのだが、タイヤ交換にいかなきゃならんという義務がまた開放感を奪う。 ああ、やだなー。 新幹線にのって南に向かっているとき、このままどこかの駅で降りて、そこでバイトを見つけて、誰にもわからないようにして細々暮らしていくことだってやろうとおもえばできるのに、なぜかやらないこの「生活」という幻想の縛りに嫌気がさした。 だれもなにも縛り付けてなどいないのに、やろうと思えばどこででも好き勝手にのたれ死ぬことができるのに、金でも盗んで全然行きたくもない遠い外国に明日いって路頭に迷って後悔したりすることもこの国では比較的簡単にできるのに、そんなことは到底できないことだと思いこんでいる、社会にすっかりのっかっている自分にがっかりした。  つねにないものねだりという人間の本性は十分にわかってはいるつもりだが、それを差し引いても、自分にはもっと自分あった生活があるような気がしてならない。  現状においては、精一杯、嘘をつかずに、素直に、できる限りの誠実な態度でもって、ごまかさずに、なまけずに、しかしもちろん楽しく、生きているという自負はあるのだが、そのそもそもの現状こそが改善の余地ありなんじゃないだろうかと感じる。  もっと、静かに、もっと、欲のない、もっと、自分が自分にもつ責任の重い、精神的な生活がしたい。 社会と分離したい。 体から解き放たれたい。  いろいろがあまりにもばかばかしくて、人間として存在している以上そこからどうしても逃れられない絶望感に窒息しそうだ。  本気で出家したい。  そこにも只の人間がまっているんだろうが…     さて、プールいって酒でも飲むか。

2005-12-05-MON

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