No.1224 クローる

ひさびさのプール。 コラーゲンと入念なストレッチと休養のおかげで肩がとてもスムーズにまわる。 うれしい。 うれしいのでバタ足をなまけてはじめからクロールの練習をする。 美しい形ではおそらくないとおもうが、25mはなにも無理せずにたどり着けるようになった。 たどり着いたあとも、それほど息が切れない。 しかしいろんなことを試しながら泳いだり、途中で変な意識が無意識を邪魔したりすると、リズムが途端におかしくなり、苦しくなったり進まなくなったりする。 右でばかり息継ぎしてたら、左での息継ぎはまるでダメで、ものすごく体が沈む。 しかし右も前はこんな感じだったのだから、いつのまにかあまり沈まずにスムーズに首が回るようになったんだと気づいてとても驚く。 「あ!わかった!」なんて日は特になかったんだが、一体いつのまに?  だのでやりやすい右ばかりでなく左縛りのドリルも面倒がらずやっていこうとおもう。  ところでクロールクロールといっているが、実はぼくのはまだ「キャッチアップクロール」というやつで、両手が前で揃う瞬間がある、ドリル的なやつ。 ずっとこればっかやってたからこのリズムに体が馴染んでしまい、なかなか本当のクロールのテンポに移行できないでこまっている。 もっと形がよくなるまで徹底的にこれをやるべきか、それともあまりにもこのテンポのクセがつく前に、平行して本来のテンポも身につけるべきか、決めかねる。  また、これもクセで、25m泳ぐととてもすぐには泳ぎ出せないような気がしてしまい、そんなに息が切れてるわけでもないのに30秒以上休んでしまう。 試しに壁につかまってすぐにターンして泳ぎだしてみたところ、実は50mぐらいは泳げることに気づいた。 しかし、息が若干乱れているのと、いままでとても無理だと思っていたことにトライしている無駄な興奮とで、無意識でしか維持できない自分なりの一番良いフォームがガタガタに乱れ、自分でも笑ってしまうほどすべてがバラバラになり、しかしそう分かっていても途中からは修正できず(暗譜してるピアノ曲に躓いたように、最初から通しでうまくいってないと全然わからんくなる)、顔が水面から出たときに息を吸うのか水中にある時に息を吸うのかさえ身体が忘れ、リアルに死ぬかとおもった。 しかしこれも慣れでしかない。 段々と、一回に50m泳ぐのを当たり前にすれば身体も意識も慣れるんだろう。 で余裕がでてきたところで25mにもどり、いろいろ細かいところのチェックをする。 今はまったく無視してるスカーリングの技術なんかも詰めていける。  むーん、楽しい。  

2005-12-06-TUE

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