No.1230 ぷはっ

息継ぎのドリルをひたすらやってたら、めきめき上達してきた。 ビート板なしでも右はなんなく顔がでるようになってきた(ちなみに前回なぜか左の方がやりやすかったのは初回だけの変な現象で、今日はクロールの時の得意苦手にぴったり沿うようにやはり左がむずかしかった)。 ビート板ありだととても綺麗にスムーズに25mを左右どちらもこなせるようになった。 先週の沈み方からは想像もつかない。 体得系のこうした回路は、休息中に勝手に「中の人」がレベルアップしてつながるから面白い。 左がなぜ沈むかを、20分ぐらい徹底検証したが、どうにもわからず、まあこのぐらいしつこくいろんなこと試したんだから、次にきたときは例の中の人が勝手にできるようになっているだろうと、リアルタイム開眼はあきらめる。 かき手なしでこんだけできるんだから、クロールしたらどうなるんだろうと考えたらワクワクムズムズで死にそうになり、本当はひたすらドリルだけ1ヶ月やり続けて、めちゃめちゃ上手くなってからいざクロール!めちゃめちゃおよげるやんぼく!!という大感動を目論んでいたんだが、興奮で死んでしまっては元も子もないのですぐにクロールで成果を試してしまう。 期待通り!いやそれ以上!! めちゃめちゃ楽に、余裕で息継ぎできるやんぼく!!! 苦手な左も以前よりも随分楽に呼吸ができて、その分左右のかき手に集中できるもんだから、かつてないほどグイグイ進む!! これには本当に感動!! めちゃうれしい!! あんまり気持ちいいので恐ろしくなり、もうしないことにした。 自分がこんな風にグイグイ進めるわけがない。 馬鹿げている。 だまされてる。  なにをいい気になっているんだぼくは。 地味に、かき手無しのドリルを、年内、いや年内といわず一生やってよう。 ちゃんと泳いだらめっちゃ綺麗で速いのに、決して泳がぬじいさん。

で、家に帰ってから、ちゃんすと、かつてないほど真剣に、生活について話し合う。 とても実のある話し合いで、飯も食わず、夜中まで続いた。 共同生活をしている人間同士が、お互いの責務をきちんと平等に果たし、かつ、日々の雑多なあれこれに埋もれたくだらない人生にしないためには、なみなみならぬ努力と工夫と才能が必要だ。 互いに依存しあったり、可能性を限定しあったりするつまらない関係ではなく、お互いを刺激しあい、高め、尊敬でき、応援したくなるような関係を、休まずたゆまずひたすら模索していこうぞ。 いや、ほんとにいい機会だった。  

2005-12-12-MON

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