No.1276 抵抗「Ω」ならぬ「ひ」

熟熟、サイジングだなあとおもうなあ、みな薄着になってくると特に。 シャツの着丈が変に長い人が特に苦手だ。 あの手はきっと話も長い。  一昨日から明滅し続くガソリンのエンプティマークにビクビクしながら(ガソリンはマイルを貯めるためにちゃんすの持っているカードを使用しなければならず、自分のタイミングで好き勝手には補充できない)プールに向かう。 新しい会社は日中一生懸命良いデザインをして、なるたけ早く帰るのが美徳とされる素敵なところなので、距離こそ離れたが以前よりプールにいきやすい環境なのだ。 うれしい誤算。 入念にストレッチし、8時ぐらいから泳ぎ出す。 今日はなかなか混んでいるが、みな自分とレーンを共有できそうな人をうまく選んで上手に共存する術をしっているからさほど邪魔とは感じない。  久々にバタ足を徹底的にやってみたが、足の付け根がいてーいてー。 そして進みがすこぶる悪い。 で、あることにきがついた。 ぼくは手を腰のほうに下げた状態(きをつけ)でバタ足をするとなかなか進みがいいのだが、上に上げると、つまりバンザイの状態だと、なんだか動きがぎこちなくなり、水の抵抗も増すようなのだ。 で、感覚を研ぎ澄ましてどこがどう違うか感じてみたところ、ぼくはバンザイ状態になると、やたら腰を反らせてしまうようなのだ。 よく、泳ぐときの良い姿勢は、感じとしてはちょっと猫背になってないかおれ?てなぐらいが実は他から見ると綺麗にまっすぐで抵抗がすくない形といわれるが、体が硬く、また不安定と感じる状態で体を支える筋肉もないぼくは、バンザイして体をまっすぐとイメージすると、これでもかというぐらい背中を反らせてしまっていたみたいなのだ。 つまりぼくは水の中で、ひらがなの「ひ」を左右から引っ張って伸ばしたような形で泳いでいるわけで、真ん中のうすらもっこりが余計な抵抗になってしまっているのだ。 しかも息継ぎのときにそこに捻りがくわわることで、腰に変な負担もかかってしまい、これではいけんと反省。 ただちに修正にかかる、が、しかしバンザイ状態で、感覚的に猫背になり、足をバタバタと上下させ、体ごと左右にひねって息継ぎという動きは思いのほか違和感があり、はっきりいって出来る気がしない。 背中をまっすぐにするってのは、反り気味の人間にとって甚だ大変な事業なのでございます。

課題が明確になったことで、少しエロティックな心持ちになって家に帰ると、ちゃんすが「わだすは30男のエロスのわがるおなごなのでがす」としきりに島田雅彦などを引き合いに自分のプロフェッショナル気味なエロ感受性の高尚さを説明するのでおどろいた。 五月半ばのエロスシンクロニシティである。 それがわかるならばとぼくの最近の秘蔵ネタである、及川なお直伝の「ぶっかけ、いったっしょ?」を披露すると、さすが30男のエロスのわがるおなご、完全にその現代における愉快程度というものを理解し、練習しはじめた。 例のごとく短期間で消費し尽くすのだろうが。 ちなみになにかに向かってひたむきに努力するものを応援するときはこうだ。 「ぶ〜っかけ! ぶ〜っかけ!」

昨日 落札したクラシックギターの料金をイーバンク銀行に入金しなければならず、ガソリン補充がてら、はじめてセブン銀行を使ってみた。 セブン銀行からのイーバンク銀行出入金は、年中無休の年中無料。 なんつー便利な世の中だろう。   

2006-05-15-MON

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